天童温泉協同組合が主催した旅館従業員向けの英会話教室が、1月31日に閉講式を迎えました。これは、インバウンド推進により外国人観光客の増加が見込まれることから、受け入れ態勢をしっかりしようと企画されたものです。今回は初級コースに4人、中級コースに5人が参加し、イギリス人講師による接客に特化した英会話を学びました。
山形テレビ(YTS):天童温泉 外国人に対応 英会話教室
まずはこちらをご覧ください。8765人。これは一昨年10月からの1年間に、天童温泉に宿泊した外国人観光客の数です。そして、直近の去年10月から12月は5428人。
わずか3カ月間で、前年の1年間の6割を超えているということなんですね。
はい、そうなんです。このように増加する外国人観光客に対応するため、天童温泉協同組合では旅館のスタッフを対象に英会話教室を行っています。きょうは最後の講座が開かれました。
外国人講師を招いたこちらの英会話教室には、天童温泉の旅館やホテルでフロント業務などを担当する9人が受講しました。教室は去年11月から12回開かれていて、外国人観光客へ館内での過ごし方を案内する英会話などを学びました。
天童温泉協同組合では、今後、英語を使った接客のコンテストなどを企画し、スタッフの英語力を高め、外国人観光客のさらなる誘致を図りたい考えです。
天童温泉協同組合(山口敦史理事長)が旅館スタッフを対象に開いた英会話教室の閉講式が31日、天童市の組合事務所で開かれた。
春に続く2回目で、初級コースを4人、中級コースを5人が受講。英国人講師スティーブン・ハートさん(IBイングリッシュ天童校)から接客サービスに特化した英会話を3カ月習った。中級は英検3級程度で接客に十分対応できるレベルという。
この日の最終講義でハートさんは「open」を動詞、形容詞で使った場合の意味の違いなどについて解説。全て英語のみでの教室だったが、最後に「お疲れさまでした」と日本語でねぎらった。
山口理事長が「欧米の観光客が増えるこれから、今回身に付けた力が必ず役に立つ」とあいさつし、9人に修了証を授与した。中級を修了した天童ホテルの今野博貴さん(34)は「英会話に自信が付いた。今後も学び続けていく」と語った。
山形新聞:接客対応 自信が付いた 天童温泉 英会話教室閉講式
[YTS]天童温泉 外国人に対応 英会話教室
[山形新聞]接客対応 自信が付いた 天童温泉 英会話教室閉講式
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