全国推奨観光土産品審査会　本県４商品入賞

　全国の優れた土産品を表彰する第57回全国推奨観光土産品審査会で、本県の４点が入賞した。出羽菓子処みのりや達商（鶴岡市）の「だだちゃ豆饅頭（まんじゅう）」、ジェイエイてんどうフーズ（天童市）の「蔵王ラ・フランスプチゼリー」、六歌仙（東根市）の「スイカのお酒小丸」が特別審査優秀賞、菓子工房ＫＯＹＯ（上山市）の「らくやき」が全国商工会連合会会長賞に輝いた。

　全国各地の優れたお土産品を国内外に発信することなどを目的に、日本商工会議所、全国観光土産品連盟が毎年開催。今回は▽菓子▽食品▽民工芸▽（外国人向けの）グローバル―の４部門に、全国557社から1121点が出品された。審査は大使館や百貨店、各種経済団体の関係者ら38人が務め、企画性や味、デザイン、郷土色などをポイントに入賞72点を選んだ。

　「だだちゃ豆―」（６個入り１３１７円）はコクのある味わいが特徴で、鶴岡市産だだちゃ豆を１００％使っている。「蔵王―」（10個入り５４０円）は天童市産ラ・フランスの果汁・果肉を使用し、シャーベット状でもおいしく食べられる。「スイカ―」（360ミリリットル入り１７２８円）は県産スイカの風味や甘みを生かしたリキュールで、パッケージにもこだわった。「らくやき」（８枚入り１０８０円）は、もなかの皮に米粉入りクッキー生地を入れた焼き菓子。さくっとした食感が楽しめる。

　表彰式は９日、東京都の羽田空港第１旅客ターミナルで行われる。15〜27日には同所で入賞商品の販売会が開かれる。