ふるさと納税で全国トップクラスの山形県天童市が、現在コラボしている人気マンガ「3月のライオン」を活用したPRパンフレットを作成します。
山形県天童市では、将棋人口の拡大と将棋駒産業の育成のために、「天童市のファンから将棋ファンへ」「将棋ファンから天童市のファンへ」という思いから、1年間の準備期間を経て、人気マンガ「3月のライオン」とのコラボ事業「3月のライオン meets TENDO」を平成28年3月1日から展開しています。
寄付者からの評判を受けて、平成29年3月1日からは、寄付者に対するお礼状を「3月のライオン」バージョンに改めます。また、「おまけ」としてプレゼントしている「3月のライオン」グッズも、新しいものに変更されることが決まっています。
「3月のライオン」ファンのみなさん、天童出身・島田開(しまだ かい)八段のクリアファイルは2月末までしか入手できませんので、お忘れなく!
ふるさと納税で、将棋棋士の成長を描いた人気漫画「3月のライオン」とコラボしている天童市は、寄付者全員にキャラクターをちりばめたパンフレットの送付を始める。お礼状と観光PRを兼ねたもので「キャラクターの力を借りて将棋のまち天童をより印象づけたい」としている。
プレゼントは返礼品と並び寄付者集めにとって大きなポイントで、同市のふるさと納税の好調さを支えている。プレゼントの一つ、3月のライオンのノベルティーグッズ希望者に天童出身の苦労人棋士・島田開を描いたお礼状を添えたところ好評だったため、まちを紹介するパンフレットにバージョンアップした。
パンフレットはA4判4ページ見開き。市内のガイドマップのほか特産品やイベントをキャラクターが紹介。寄付の使い道も盛り込み、「見える化」を図った。
これに合わせて、ノベルティーグッズもリニューアル。従来の扇子や携帯電話ストラップのセットから、トートバッグや箸などが入ったランチバッグセットに。ともに2017年度受け付け分(3月1日)から切り替える。
市市長公室によると、16年度の寄付額は現在26億円弱で「最終的には32億円だった前年度と同じか、ちょっと足りないぐらい」と予測する。順位は全国3位から下がりそうだが、ランキングは気にせず、まちづくりの安定財源にしていきたい考え。高品質、ブランド確立にこだわり掲げるテーマは「原点回帰」だ。
[山形新聞]漫画・3月のライオン キャラクター登場 観光パンフで天童PR
ふるさと納税者へ 特産、イベント紹介
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