「こめ油フォーラムin天童」が、3月15日に天童温泉「ほほえみの宿 滝の湯」で開催されました。これは天童市の三和油脂の主催で行われたもので、「しつこくない」「健康にいい」と評判の米油の普及拡大を図るために、生産者や消費者、行政関係者などが参加して意見交換を行いました。
三和油脂の米油は、JR天童駅となりの天童市観光情報センター(天童市観光物産協会)でお買い求めいただけるほか、天童市のふるさと納税の返礼品としても取り扱われています。天童の特産品として、一度お試しください。
ふるさと納税のほか、天童市観光情報センターで取り扱っています(通販対応)[撮影:2016年1月30日]
米ぬかから抽出する植物油「米油」の普及拡大を目指した「こめ油フォーラムin天童」が15日、天童市の滝の湯で開かれた。講演やパネルディスカッションを通じ、米油の機能性や活用法などを考えた。
東北大名誉教授の宮沢陽夫氏が「米油の健康機能性と消費拡大」と題し、米油などに含まれ、抗酸化作用や抗がん作用があるとして注目されているビタミン・トコトリエノールなどを解説。「米油は癖がなく、アレルギー成分は少なく、機能性成分も豊富に含まれている。これをもっとアピールすべきだ」と語った。
また、鶴岡市のイタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」の奥田政行オーナーシェフは試食をさせながら味覚の不思議について語り、東京五輪に向けて「外国人はやはり食事でワインをたしなむ。日本料理の中に油を使うことで、ワインに合うようになる」と述べた。パネルディスカッションでは巨大胚芽米「金のいぶき」の普及と活用について話し合った。
三和油脂(天童市)の主催。生産者や行政、消費者ら約120人が参加した。
「米油」健康にも◎ 天童でフォーラム
前の日へ... | 今月の見出しへ... | 次の日へ... |