成形合板の技術を日本で初めて活用し、高級家具の製作で知られる天童市の天童木工が、オーディオアクセサリーを製造販売している東根市のナガオカとコラボし、天然木のヘッドホンスタンドを製作しました。
天童木工のウリの1つでもある「曲げ」の技術が使われたスタンドには、1つ1つにシリアルナンバーが刻印され、高級感を醸し出しています。その製作の様子は Youtube に動画が公開されていますので、ぜひ一度ご覧ください。
ナガオカは、家具メーカーの天童木工が天然欅を使って製作したヘッドフォンスタンド「欅-KEYAKI-」(HPS-1K)を7月末より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は50,000円前後。
ナガオカがプロデュースし、老舗家具メーカーの天童木工が製作。流れるような曲線デザインが特徴で、材料に上質な国産天然欅(ケヤキ)を使い、家具職人が一点ずつつくり上げている。天然素材のため、ひとつひとつの木目や色味が異なる。
外形寸法は127×157×350mm(幅×奥行き×高さ)で、大型ヘッドフォンにも対応できるという。重量は520g。底面にはシリアルナンバーを刻印している。
レコード針などオーディオビジュアル関連アクセサリーの生産販売を手掛けるナガオカ(東根市、長岡香江社長)は今月末、木製ヘッドホンスタンドHPS-1K「欅―KEYAKI―」を発売する。製作は家具メーカーの天童木工(天童市、加藤昌宏社長)で、独自の技術を生かした曲線デザインに仕上げた。両社がコラボレーション製品を作るのは初めて。
プロデュースはナガオカで、「地方でコラボレーションできないか」と天童木工に呼び掛けたという。昨年末に検討をスタートし、今年2月からはヘッドホンスタンドに絞って具体的な検討を始め、試行錯誤を重ねてきた。
材料は上質な国産天然ケヤキを使用。薄い板を重ね合わせ、型に入れて形を作る「成形合板」技術をいち早く実用化した天童木工が、専用の新たな型を作って、流れるような曲線が美しいデザインのスタンドが完成した。
サイズは高さ35センチ、幅12.7センチ、奥行き15.7センチで、大型ヘッドホンにも対応できる。天然木のため、木目や色合いは一つ一つ異なり、オリジナリティーも高い。全ての製品に「NAGAOKA Tendo」のダブルブランド銘板を入れたほか、底面にシリアルナンバーを打刻した。
重さは520グラム。オープン価格だが、店頭予想価格は5万4千円を想定している。製作過程は動画サイト「ユーチューブ」で配信している。販売チャネルは調整中で、問い合わせは発売元のナガオカトレーディング03(3479)8181。
[AV Watch]ナガオカ、天童木工の家具職人が作ったヘッドフォンスタンド「欅-KEYAKI-」
[山形新聞]オーディオアクセサリ生産販売ナガオカ(東根)が天童木工とコラボ製品
曲線美しヘッドホンスタンド 国産天然ケヤキ二つとない色合い
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