サッカーJリーグ・モンテディオ山形の新スタジアム建設について、佐藤孝弘(さとう たかひろ)山形市長はこれまでと変わらず、積極的な姿勢を示しました。これは、9月12日に行われた山形市議会9月定例会一般質問において、菊地健太郎(きくち けんたろう)議員の質問に答えたものです。
菊地議員は、山形市中心商店街まちづくり協議会や協同組合旭銀座のれん会などの役職も兼ねている方で、以前には山形駅西口へのスタジアム建設についても発言されています。今回は、旧県立病院跡地を中心とした、街なかの再整備と活性化に関連して質問したものと思われます。
モンテディオ山形の新スタジアム建設については、平成25年2月21日に前山形市長の市川昭男(いちかわ あきお)氏が山形市への誘致を急遽発表したことに端を発しています。天童市内の最近の動きとしては、平成29年2月18日に「モンテディオ山形新スタジアム建設を支援する市民大会」の開催や、平成29年度の天童市事業として新スタジアム建設のための基金が設立されています。
また、モンテディオ山形の新スタジアム整備の構想を推進するために設立される新会社が、県内35市町村を対象にスタジアムの建設場所を募集する考えを示していることについては、「市内にスタジアムができれば、地域経済の活性化や市の魅力の向上にもつながるので、積極的に手を挙げていきたい」と述べて、誘致に前向きな姿勢を示しました。
サッカーJ2・モンテディオ山形の新スタジアム建設について、佐藤孝弘山形市長は12日、各市町村を対象に予定されるプロポーザル方式による公募に対して、「参加条件は明らかになっていないが、積極的に手を挙げていきたい」と改めて意欲を示した。
市議会一般質問で答えた。佐藤市長は「市内での建設は交流人口の拡大の推進、地域経済の活性化、市の総合的な魅力向上につながる」と理由を説明し、スタジアム建設に向けて従来と変わらない姿勢で臨むことを表明した。
建設・運営を目的とした新会社設立を目指す発起人会は、新会社による基本設計を策定した後、建設場所について、スタジアムを中心にしたまちづくりの企画提案を各市町村に呼び掛け、実現可能な場所に設置する―との考えを示している。
前の日へ... | 今月の見出しへ... | 次の日へ... |