世界最大ワインコンテスト「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」日本酒部門の今年の審査会が、山形県内で開催されることが内定しました。これは1月15日に行われた日本酒部門審査会開催支援委員会の設立総会で発表されたもので、正式には1月30日に山形県庁で行われる調印式をもって決定します。
現在のところ、以下のようなスケジュールの見込みとなっています。
県が誘致していた世界最大ワインコンテスト「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」2018年度SAKE(日本酒)部門審査会に関し、県と主催者が本県開催で大筋合意したことが15日分かった。今月30日に県庁で調印式を行い、正式に決まる。
同日の審査会開催支援委員会の設立総会で、吉村美栄子知事が明らかにした。5月13〜16日に山形市の山形国際交流プラザで審査会、18日に同市のホテルで部門授賞式とバイヤー、メディア向け試飲会を開く日程で調整している。
吉村知事は「『酒処(どころ)山形』を世界に発信する良い機会。オール山形で取り組む」と話し、仲野益美県酒造組合会長も「日本酒だけでなく食、観光も売り込む」と語った。
IWCは英国のウィリアム・リード・ビジネス・メディア社が主催。同部門は07年に設けられ、17年度は9カテゴリーに世界から1245点が出品された。審査会の国内開催は、12年の東京、16年の神戸市に続き、3回目となる。
世界最大ワインコンテスト「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」で日本酒を品評するSAKE部門の2018年度審査会に関連し、本県開催支援委員会の設立総会が15日、県庁で開かれた。審査会は県と主催者が今年5月の本県開催で大筋合意。県と35市町村、県酒造組合など各種団体がタッグを組み、この好機に全県挙げて県産酒や本県の食、観光を売り込むことを確認した。
総会では、県側がスケジュール案を説明した。IWC主催の公式行事は5月13日〜16日の審査会、18日の試飲会、部門授賞式。委員会主催行事としては、12日に天童市の天童温泉で歓迎レセプションを開く。16、17両日には本県の醸造技術向上策、人材育成策を紹介するセミナーや、県内観光地視察を繰り広げる。
このほか一般消費者向けとして、県内4地域でのチャリティー試飲会も予定。19日は鶴岡、酒田、新庄の3市、20日には山形、米沢の両市で、出品作や提供品を味わってもらう。併せて各管内市町村の特産品も出品し、PRに役立てる。チケットを販売し、収益金の一部は主催者の意向を踏まえ、東日本大震災の復興支援のために寄付する。
同部門は純米や吟醸、大吟醸など全9カテゴリー。各カテゴリーの最高賞「トロフィー」9点から1点だけ「チャンピオン酒」が選ばれ、7月10日に英国ロンドンで開かれるIWC全体の授賞式で発表される。
委員会は官民一体で審査会を成功に導こうと、県や35市町村、県酒造組合、県商工会議所連合会、県商工会連合会などで構成。設立総会で、開催をPRするため、県が制作したロゴマークも披露された。
会長に吉村美栄子知事を選出。今年の山形新聞「日曜随想」筆者の小関敏彦県酒造組合特別顧問が
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