山形県天童市の春の風物詩・天童桜まつり「人間将棋」の実行委員会が開催され、期間中のイベントなどについて協議されました。平成30年10月に市制施行60周年を迎えることもあってか、小学生が駒武者を演じる「子ども人間将棋」が初めて開催されることが明らかになりました。
天童市内の小学校に参加の呼びかけをしていて、市外の小学生については「検討する」ということのようです。興味のある方は、今のうちから準備をしておきましょう。
天童市の天童桜まつり実行委員会(会長・山本信治市長)が13日、同市のパルテで開かれ、開催概要を決めた。メインイベントの人間将棋で「子ども版」が初めて開催される。
人間将棋は4月21、22の両日、舞鶴山山頂で開催。初日は女流、2日目は男性のプロ棋士が対局を行うのが恒例だが、対局者と解説者、ゲストを含めて、市は「調整中」としている。去年はゲストに棋士の成長を描いた映画「3月のライオン」の主演神木隆之介さんを招き、2日間で11万6千人の人出でにぎわった。
子ども人間将棋は初日のプロ対局の前に実施。対局者、駒武者役とも小学生が務める。これから市内の小学校を対象に希望者を募るが、市外からの公募も検討する。実行委は既に衣装となる陣羽織を発注済み。運営には天童青年会議所も協力する。
まつり期間は4月8日〜5月6日。夜の部として、倉津川沿いで開催する「しだれ桜の夕べ」は20日から3日間の日程となる。ライトアップされたしだれ桜の下、むかさり行列や獅子踊りなどが披露される。15日の子ども将棋大会は、最年少プロ藤井聡太五段(15)効果で将棋を始める小学生が増えているため、初心者の部を新設する。
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