平成30年10月に市制施行60周年を迎える山形県天童市が、将棋の同時対局数で世界一を目指す「二千局盤来2018」(にせんきょくばんらい)を開催することになり、第1回目の実行委員会が開催されました。同様のイベントは4年前の2014年(平成26年)10月4日に、天童青年会議所(JC)の企画で開催されました。今回も実行委員長はJC理事長が務めますが、天童市を始め市内の各種団体ともに実行委員会を組織して開催する方式になりました。
開催は平成30年10月14日(日)で、予備日を10月28日(日)に設定しています。会場は、イオンモール天童の西側駐車場をお借りして、テントを並べて特設会場がつくられます。参加者の募集は4月から始まるそうですので、4月21日・22日に行われる「人間将棋」でもPRされると思います。
天童市は10月、将棋の同時対局で世界一に挑戦するイベントを開くことになり、14日に市民文化会館で初の実行委員会を開いた。4年前の天童青年会議所(JC)に続く再チャレンジで、将棋ブームに再点火したい考えだ。
同時対局の世界記録は、2012年11月に世界ビッグサイトで開催された「テーブルマークこども大会」での3148人による1574局。市は4千人を目指し「二千局盤来2018」と銘打った。天童JCが企画した前回(14年10月)は2088人にとどまった。
初会合で山本信治市長は市制施行60周年にふさわしい事業と説明し「将棋のまち天童を揺るぎないものにするため、世界記録を勝ち取ろう」と呼び掛けた。
市内には4千対局が可能な室内施設がないため、イオンモール天童の協力を得て、同店西側駐車場にテント会場を特設する。開催日は10月14日とするが、台風シーズンのため2週間後の28日を予備日にした。日本将棋連盟の県支部連合会、天童支部メンバーが審判員を務める。
4月上旬、全国から参加者の募集を始める。実行委員長に選ばれた菊地祐次 天童JC理事長は「世界の壁は高いが、今度こそ達成したい」と決意を述べた。
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