山形県は、5月22日に行ったさくらんぼの作柄調査の結果を公表しました。収穫の最盛期は、主力の佐藤錦(さとうにしき)が去年・平年より5日から1週間ほど早い6月16日から20日ごろ、紅秀峰も去年・平年より5日から1週間ほど早い6月27日から7月1日ごろになる見込みです。
今年は桜の開花が早かったように、さくらんぼやリンゴなど農作物の花も例年より早く咲きました。何度か霜が降りたため「花芽は大丈夫かな?」と気になりましたが、大きな被害はなく、無事に成長を続けているようです。
おととい行われた、さくらんぼの作柄調査の結果が県から発表されました。今年は平年並みの予想で、収穫時期は平年より5日から1週間ほど早くなっています。
作柄調査はおととい、村山地域と置賜地域の48の園地で行われました。その結果、花束状短果枝(かそくじょう たんかし)という、実が着くごく短い枝の先端に平均1.9個の実がなっていたということです。これは、平年と同じ数で、今年は霜によるめしべが枯れるなどの被害が見られなかったこと、開花期の天候に恵まれたことなどから、各地とも十分な着果量が確保され、実の肥大も良好だということです。
予想収穫量は1万4100トン程度で、去年の97%、平年の102%と見込んでいます。
また、収穫の最盛期は、佐藤錦が去年および平年より5日から1週間程度早い6月16日から20日ごろ、紅秀峰も5日から1週間程度早い6月27日から7月1日ごろと予想しています。
県では、着果量の多い園地では、摘果作業の早期実施、適切な着色管理、適期収穫など、高品質生産・出荷に向けて指導を徹底していくとしています。
県は、今月22日に調査したさくらんぼ作柄調査の結果を公表しました。今年の作柄は平年並みですが、天気に恵まれたため、収穫期は平年より5日から1週間ほど早まりそうです。
さくらんぼ作柄調査は、おととい県内の主要産地48園地で行われ、きのう関係者らが調査内容を詳しく検討しました。
今年は、さくらんぼのめしべが枯れるなどの霜による被害が少なく、実を付けた量が平年並みに確保されているということです。また、今年の雨の量も平年より多かった影響で、果実の大きさも良好だということです。
こうした要因から、今年の収穫のピークは平年より5日から7日早くなり、佐藤錦は来月16日から20日ごろ、紅秀峰は来月27日から7月1日ごろと見込まれています。
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