天童市と山形市の境目を東西に流れている立谷川(たちやがわ)の河川敷で、キバナコスモスが見ごろを迎えています。これは、地元の有志団体「立谷川の花さかじいさん」が取り組んでいる河川の環境美化活動の一環で、春には見事な芝桜(シバザクラ)がニュースで報道されています。
「立谷川の花さかじいさん」が管理するキバナコスモスの位置図は、このページの最後にある
大森赤石橋から見た立谷川のキバナコスモス
オレンジのじゅうたんのような立谷川の河川敷
川面に映える立谷川のキバナコスモス
キバナコスモスにとまるミツバチ
キバナコスモスにとまるキアゲハ
時間が経つに従って、次々にカメラ片手に観光客が訪れました
青空と白い雲とオレンジの河川敷の立谷川
山形、天童両市の境を流れる立谷川の両岸でキバナコスモスが見頃を迎えている。秋の訪れを告げるように、オレンジの花が川風にそよいでいる。
山形市山寺と天童市荒谷の境界近くにある大森赤石橋付近は、まるでオレンジのじゅうたんで、ボランティア団体「立谷川の花さかじいさん」が手入れしている。一帯は以前、雑木林で不法投棄も目立ったが、代表の松田和雄さん(57)の義父の故田所三男さんが美化活動に取り組み、今では春にシバザクラ、秋にキバナコスモスなどが咲き誇る人気スポットとなっている。
今年は6月末に種をまき、早いものは8月中旬に開花した。さらに植栽地を広げようと、現在は左岸の整備を進めている。松田さんは「今年は猛暑と日照りで苦労したが、美しい花を咲かせてくれた。多くの人に秋らしい雰囲気を楽しんでもらいたい」と話していた。見頃は今月下旬まで続く。
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