天童市は1日、マイナンバーカードを利用しコンビニで住民票などの証明書を取得するサービスを導入した。ローソン天童川原子本郷店で開始式を行った。コンビニ交付サービス導入は県内の自治体で5番目。
取得できるのは、住民票のほか印鑑登録証明書、所得・課税証明書、納税証明書、小関証明書。市役所正面東側に設置している自動交付機は、来年4月いっぱいで廃止する。
式で山本信治市長は「サービスを機にマイナンバーカードが普及することを期待する」とあいさつ。マルチコピー機の読み取り部分にカードを置き、暗証番号などを入力して住民票の写しを取得した。
同市のマイナンバーカード交付率は9月末現在9.2%で、本県(8.5%)より高いが、全国(11.9%)を下回っている。市民課はカード交付に必要な顔写真撮影を窓口で無料実施している。
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