3月1日からの受付開始を前に、「天童市ふるさと納税に係る結団式」が天童市立天童中部公民館で開催されました。返礼品を取り扱う事業者を前に、山本信治(やまもと しんじ)天童市長は「返礼品の質の高さと寄附者への対応によって、天童市のふるさと納税は好評いただいている」「みなさんの対応が天童市のイメージに直結するので、間違いない品物を送ってほしい」という旨のあいさつを行いました。
会議では、ふるさと納税制度の現状や課題について、市の担当者がパソコンを使って説明しました。そして、寄附者からの声やふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」の担当者のアドバイスをもとに、品物の写真だけではなく生産者の姿や生産の様子が分かる写真を増やすことなどを提案しました。その後、数名ごとのグループに分かれ、新しい返礼品についてのアイデアや、現在の「ふるさとチョイス」のページの改善点などについて、意見交換を行いました。
平成31年度の新しいページは2019年3月1日にオープン予定で、返礼品の点数はこれまでよりもさらに増えて、500点ほどになる見込みです。
市の担当者から、寄附者からの声などが紹介されました
現在の「ふるさとチョイス」のページについて、改善点などを話し合いました
寄附者にこれまで以上に満足いただける方法なども考えました
ふるさと納税の受付額で全国上位にランクされる天童市で、昨日、新年度に向けた結団式が開かれました。寄附した人に送る返礼品の品質管理の徹底などを確認しました。
結団式は、新年度分のふるさと納税の受付が来月1日から始まるのを前に、天童市と返礼品を提供する事業者が参加して開かれました。ふるさと納税は、自分のふるさとや応援したい自治体に寄附をする制度で、天童市への今年度の寄附額はおよそ20億円となる見込みです。
きのうの結団式では、返礼品へのクレームにはすばやく対応することや、品質管理を徹底することを確認しました。
ふるさと納税の申込は、およそ9割がインターネットで行われていることから、新年度は掲載している写真などを見直し、ほかの自治体と差別化を図る方針です。
2019年度のふるさと納税受付開始を前に、天童市は19日、天童中部公民館で結団式を行った。6月からの制度見直しを踏まえ、天童ブランドを地道に発信しファン拡大に努めることを申し合わせた。
返礼品の提供業者ら約40人が出席。山本信治市長は国の通達に違反する自治体が横行している現状をけん制した上で「天童市は優等生。将来のまちづくりの大きな力になるはずであり、さらにグレードアップしていこう」と呼び掛けた。
市担当者が寄附者から寄せられる意見・改善点を発表。▽事業者のイメージは市のイメージにつながる▽しっかりした対応ならクレームが感謝に変わる―と説明した。申し込みの97%がネットで、18万件を掲載している「ふるさとチョイス」での差別化を図るため、実物だけでなく農場や生産者など写真をふんだんに使ったり、生産者のこだわりを紹介したりするなど工夫すべき点を紹介した。
市によると、18年度の寄付額は最終的に20億円程度になる見通し。19年度は品目を約500に増やし、3月から受け付けを始める。
[SAY]ふるさと納税結団式 返礼品の品質管理徹底確認
[山形新聞]ファン拡大へ市と業者一丸 天童 ふるさと納税結団式
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