4月20日(土)・21日(日)に開催される山形県天童市の春の風物詩「人間将棋」に、今年は「電王手一二さん」(でんおうて いち に さん)が来場することが明らかになりました。一昨年は、映画「3月のライオン」主演の神木隆之介さんと監督の大友啓史さん、昨年は加藤一二三・九段がいらっしゃいましたが、今年はロボットの登場です。
「電王手一二さん」は、4月20日(土)に「人間将棋」の前イベントとして開催される「子ども人間将棋」の対局者として登場する予定です。わたしも、幕張メッセで行われたイベントで目にしたことがありますが、ぜひ、その滑らかな動きを堪能していただきたいと思います。
天童市の天童桜まつり実行委員会(会長・山本信治市長)が20日、市民文化会館で開かれ、開催概要を決めた。メインイベントの人間将棋に、将棋指し専用ロボット「電王手一二さん」が登場する。
人間将棋は4月20、21の両日、舞鶴山山頂で開催。初日は女流、2日目は男性プロ棋士による対局が行われるが、具体的な対局者と解説者について、市は日本将棋連盟と調整を進めている。去年は「ひふみん」の愛称で親しまれている加藤一二三・九段がゲスト出演し、2日間で11万4千人の人出でにぎわった。
電王手一二さんは、地元の東北パイオニアEGを引き継いだデンソーが開発したロボットアーム。400キロの重量がありながら、駒を進めたり成ったりする動きを器用にこなす。初日の駒武者を小学生が務める「子ども人間将棋」に登場し小学生名人と対局する。子ども人間将棋は2日間とも開催。初日は全国から公募、2日目は市内の小学生が駒になる。
まつり期間は、平成から新元号をまたいだ4月7日〜5月6日。夜の部「しだれ桜の夕べ」は、倉津川沿いで19日から3日間の日程となる。ライトアップされたしだれ桜の下、むかさり行列やコンサートなどが披露される。
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