本格的な雪のシーズンを前に、今シーズンの除雪車出動式が12月2日に天童市役所で開催されました。今シーズンからは、GPSを除雪車に搭載して運行管理などが行われます。
天童市は2日、道路除雪車の出動式を市役所前で行った。本年度から衛星利用測位システム(GPS)を用いた除雪車両の運行管理を実施する。
従来は、業者が地図を持って除雪区間を確認しながら作業に当たり、手書きの運行記録表を市役所に提出していた。GPS端末を車両に搭載することで、除雪時間や行程などが庁内システムに自動的に記録され、事務処理の軽減と作業の効率化が期待できる。
今シーズンの対象道路は総延長438.3キロ(前期比1.5キロ増)。37業者、125台が積雪10センチを目安に出動する。市は本年度当初予算で1億5600万円の除雪費を計上している。
式には関係者約50人が出席し、車両9台がスタンバイした。山本信治市長の激励を受け、東海林建設の後藤和則さん(56)が「雪害から市民生活を守るため精いっぱい頑張る」と決意を述べた。
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