「キャンドルナイトinてんどう2019」が12月21日(土)にJR天童駅前広場で開催されました。キャンドルナイトは「電気を消してスローな夜を」を合言葉に、最も夜が短い夏至と最も夜が長い冬至に合わせてろうそくの明かりで過ごし、地球温暖化防止を中心に、電気があるのが当たり前の現在のライフスタイルについて考えてみようと、全国で始められたイベントです。
天童市のイベントは、武内賢二さんが会長を務める天童市地球温暖化対策協議会が主催し、今年で13回目になりました。武内さんによると、当初は山形県内でも十数カ所で行われていましたが、今では天童を含めて2ヶ所だけになってしまったそうです。また、温暖化に関わる人たちの間では「今年は季節が1ヵ月くらい遅れている感じ」が話題になっていて、「天童でもまだ落葉していない木々がたくさんある」「今年は初めて、落ち葉清掃からイベントの準備が始まった」と驚いていました。
その言葉の通り、今年は雪がまったくなく、スキー場がオープンできない状態が続いています。途中には、雪ではなく雨が降り始めてろうそくが消えてしまうトラブルもあり、地球温暖化を実感するイベントになりました。
皿に並べられた色とりどりのろうそくで、自分だけのキャンドルをつくることができます
イラストやメッセージを書いたキャンドルナイトもあります
イベント運営には、中学生ボランティアが協力しました
午後4時30分から、2019本のキャンドルに明かりを灯しはじめました
キャンドルの明かりを見つめる参加者
会場は「光のじゅうたん」に
明かりが灯された手作りのキャンドル
今年で13回目を迎えた「キャンドルナイトinてんどう2019」
天童少年少女合唱団のみなさんも歌声を披露しました
ハートマークに並べられたキャンドル
午後6時過ぎから雨が強くなり、消えてしまうろうそくが出てきてしまいました
手作りろうそくを西暦の数だけともすキャンドルナイトが21日夜、天童市のJR天童駅前で行われ、2019個のほのかな光のじゅうたんが広がった。
冬至(22日)に合わせた恒例イベントで、「電気を消してスローな夜を」が合言葉だ。市内の寺社や結婚式場から使用済みろうそくを譲り受け、市民有志が溶かしてエコキャンドルに再生。駅ビル「パルテ」で同日開催されたクリスマスマルシェに訪れた客もキャンドル作りを体験した。
ろうそくはコップに入れられ、駅前広場に等間隔に並べられた。午後4時半、火をともし始めると、広場全体がオレンジ色に浮かび上がった。ボランティアスタッフの天童四中3年志田蒼士(おおし)さん(15)は「中学最後なので参加した。きれいな明かりを見て受験を頑張ろうと思った」と話した。
市地球温暖化対策協議会(武内賢二会長)が主催し13回目。
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