寒河江(さがえ)を出発し、天童バスターミナル(JR天童駅前)、わくわくランド(道の駅天童温泉前)を経由して仙台駅まで向かう「48(よんぱち)チェリーライナー」が、2020年3月末をもって終了することになりました。これは、山形−仙台の路線バスに比べて本数が少なく利便性が下がることと、イオンモール天童がオープンしたことで仙台まで買い物に行く人が少なくなったことが、背景にあるようです。
2020年4月以降、天童温泉から仙台へ向かうためには、車で15分程度のJR山寺駅からJR仙山線を使うか、JR山形駅まで出て路線バスに乗るか、になります。
山交バス(山形市)は寒河江―仙台間で1日3往復運行している都市間バスを来年3月末で終了する。利用者減少と運転手の人手不足を背景に、路線の見直し・効率化を検討する中で運行終了の対象となった。
同路線はJR寒河江駅前(寒河江市)とJR仙台駅前(仙台市)を結び、JR天童駅前(天童市)、大滝(東根市)、作並温泉(仙台市)などを経由する。国道48号を通ることから「48(よんぱち)チェリーライナー」の愛称で親しまれている。2003年4月に1日8往復で運行を開始し、12年4月に5往復に、17年4月に3往復になった。
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