新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、毎年6月から9月末まで天童温泉の宿泊客を対象に行われてきた「くちびる美人コンテスト」が今年は開催されないことが決まりました。これは3月25日に天童温泉協同組合が発表したものです。女性だけではなく、男性や子どもの部門もあり、キスマークの色や形などで優勝を決めてきました。
また、3月末までの運休が決まっていた仙台-バンコクの航空定期便が、引き続き10月24日まで運休されることになりました。これは、新型コロナウイルスに感染していないことを示す証明書の提示が必要になることや、利用客が大きく減っていたことが原因です。天童市では、観光客の増加を図るためにインバウンドの対象をタイ王国に定め、令和2年度から事業展開を計画していましたが、当面は様子見をするしかないようです。
天童温泉協同組合は25日、くちびる美人コンテストを中止すると発表した。組合加盟の旅館・ホテルの利用客を対象にこれまで31回開催してきた。
タイ国際航空が仙台-バンコク線の定期便を10月24日まで運休することが、26日分かった。新型コロナウイルス感染拡大の影響でタイへの入国が厳しく規制されるなどし、需要減が続いているため。
夏ダイヤ期間(3月29日~10月24日)の週3往復全便が運休となる。タイへの入国時に、感染していないことを示す証明書の提示が義務化されるなど規制が厳しくなったことに加え、訪日、訪タイとも需要が大きく減っている。
同路線は昨年10月末、約5年ぶりに運行を再開したが、今年4月に3月一杯の運休が決まっていた。
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