天童市北西部の成生(なりゅう)地域に、幼保連携型認定こども園「キンダー水木こども園」が4月1日に開園しました。これは、老朽化した天童市立成生児童館の後継施設にあたるもので、プロポーザル審査を経て民設民営で設置された施設です。
天童市成生児童館の後継施設となる幼保連携型認定こども園「キンダー水木こども園」が1日、同所で開園した。午後8時までの延長保育や病後児保育などの事業も展開し、市内で増加する教育、保育ニーズに対応する。
児童館の老朽化に伴い、市は就学前児童の教育・保育需要の受け皿となる民設民営の認定こども園の開設を検討。2017年度の事業者募集に対し、庁内選定委員会で選ばれたキンダー伸誠会(会話伸吉理事長、山形市宮町)が市の支援を受けて新園舎を整備した。秋頃には園庭が完成する。
園舎は鉄骨2階建てで床面積約1200平方メートル。定員は計90人。1日には、子どもたちが軽やかな足取りで次々に初登園した。海和理事長は「児童館の後継の位置付けとして、地域のつながりを大事にし、工夫しながら魅力ある施設にしたい。少子化の時代を見越した地域子育て、教育、保育施設になっていきたい」と抱負を語った。
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