天童温泉の宿泊施設の1つ「パラシオもがみ」が2020年9月末で営業を終了することが明らかになりました。
警察共済組合(東京)が運営する天童市の宿泊保養施設「パラシオもがみ」が9月末で営業を終了することが7日、分かった。近年の利用客の大幅減少を理由としている。
同組合県支部事務局の県警厚生課によると、パラシオもがみは1992年にオープンした。鉄筋コンクリート造り5階建てで、和洋室2部屋と和室11部屋、大浴場などがある。延べ床免責は約2820平方メートルで敷地面積は約6270平方メートル。2018年度の宿泊客は6359人、日帰り客は1031人と、ピーク時の1997年と比べると半分以下に落ち込んでいた。
警察共済組合は10月以降に原状回復し、土地と建物を所有者の県に返却する。県管財課は跡地利用について「全くの未定」としている。
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