新型コロナウイルス感染症の拡大で、山形県天童市ではまだまだマスクを手軽に購入することができません。そんななか、天童市出身で会社を経営している方から、マスク20万枚が天童市役所に届けられました。
きのう、神奈川県にある会社から天童市にマスクの寄付がありました。その数はなんと20万枚で、1300万円相当だということです。
天童市にマスクを寄付したのは、神奈川県海老名市でコンピューターの周辺機器で製造や販売を行うオウルテックという会社です。寄附したマスクは20万枚、1320万円相当にもなります。
きのう天童市役所にマスク10万枚分の段ボール100箱が届き、残りの10万枚は今月末までに市役所に届くということです。天童市によりますと、オウルテックの現在の社長が天童市上貫津の出身という縁で、出身地で役立てて欲しいと今回の寄付があったということです。
オウルテックは、天童市のほかにも会社がある神奈川県海老名市やとなりの大和市などに、マスクを週十万枚単位で寄付しています。天童市の担当者は、このように多いマスクの寄付は初めてと話し、市内の医療機関や介護施設、保育施設などを優先して活用していくとしています。
コンピュータ周辺機器製造会社のオウルテック(金輪が県海老名市)は18日、天童市に不織布マスク20万枚を寄贈した。
同社社長が同市上貫津地域の出身であることから、「出身地のために役立ててもらえれば」と寄付を申し出て、同日に10万枚が先に到着した。20日までに市内の教育・福祉施設に配布された。今後も新型コロナウイルスの感染症の譲許湯を鑑みながら、子どもたちや福祉施設などに贈る予定。
市は匿名を希望していた社長の意向を受けて、名前を公表しないこととした。
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