山形県を南北に縦断する高速道路「東北中央自動車道」に(仮称)天童南スマートインターチェンジを整備するための地区協議会が9月11日(金)に設立されました。地区協議会ではインターチェンジの整備方法や管理方法、利用促進方策などを検討して実施計画書を作成し、国(国土交通省)、機構(独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構)、会社(東日本高速道路株式会社)に提出します。
天童市の東北中央自動車道・天童南スマートインターチェンジ(仮称、IC)の整備を目指し、同IC地区協議会が11日、設立した。市民文化会館で開かれた初会合で、新規事業化に向けて国土交通省などに提出する実施計画書を承認した。
天童南スマートICは山形ジャンクション(JCT)-天童IC間の県総合交通安全センター周辺での整備を見込んでいる。国交省から、事業化の前段に当たる「新規準備段階調査箇所」に位置付けられた後、昨年11月から準備会で協議を重ねて、ICの位置や構造、周辺道路の整備設計などを検討してきた。
内容がまとまったことで同市や中山町、県、県警、東日本高速道路(NEXCO東日本)東北支社、東北地方整備局、地元町内会などによる協議会が発足した。初会合では山本信治市長が「早期の整備実現に向けて努力していく」とあいさつ。整備位置や形状のほか、▽定住人口の拡大▽近隣工業団地のアクセス向上や物流拡大▽救急搬送時間の短縮▽災害対応の拠点化―などの整備効果を盛り込んだ実施計画書を話し合い、原案通り了承した。
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