今年で26回目になる「天童雛飾り」が2月5日(金)に始まりました。オープニングセレモニーは今年も天童織田の里歴史館(天童市立旧東村山郡役所資料館)で行われましたが、新型コロナ対策として、参加者数を少なくして開催されました。
JR天童駅となりの天童市観光情報センターでは、江戸時代後期の古今雛や雛飾掛図、協会同士が観光物産等相互交流協定を締結して縁で茨城県土浦市のキャラクター「つちまる」と「キララ」の雛人形も展示されています。山形新幹線の待ち時間に、ぜひご覧ください。
「天童雛飾り」会場の1つ、天童織田の里歴史館(天童市立旧東村山郡役所資料館)
JR天童駅となり「天童市観光情報センター」の雛飾り
天童市山口地区の松田家が所蔵する江戸時代後期の「古今雛」もあります
明治時代の雛飾掛図も展示されています
茨城県土浦市のキャラクター「つちまる男雛」と「キララ女雛」も展示中
天童市出身の創作人形作家・大滝博子(おおたき・ひろこ)さん作の「天童こま八」人形も展示されています
天童市内の旧家に伝わる雛人形を紹介する「天童雛飾り」が5日、市内各所で始まり、旧東村山郡役所資料館(天童織田の里歴史館)でオープニングセレモニーが行われた。
市内の舞鶴保育園年長児20人が「うれしいひなまつり」の歌に合わせた踊りをかわいらしく披露し、加藤昭男館長らがテープカットした。早速園児たちが館内に飾られた700体以上の雛人形を見学。「元禄雛」「古今雛」「押絵雛」などさまざまな種類の人形を前に、大きさや表情、装飾などを観察し、「どれが好きか迷うな」「これは何だろう」などと言いながら、当時の文化を感じていた。
日本遺産認定の「山寺が支えた紅花文化」を象徴し、交易の帰り荷としてもたされた雛人形を、毎年春に披露する同企画は26回目。同館と将棋むら天童タワー、市観光情報センターは3月21日まで、天童ワインは7日~3月22日、人形の柴崎は3月1日~4月30日に飾られる。
市内三つの飲食店と五つの菓子店では、オリジナルの料理や菓子を販売。これkら関連施設2カ所以上を巡ると、景品が当たるスタンプラリーも展開している。
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