東北芸術工科大学の学生4名が、天童温泉をイメージしてデザインした手ぬぐい4種を作成し、販売を始めました。これは、天童温泉協同組合と連携した取り組みで、新型コロナウイルス感染症の拡大により旅行に出掛けられないなかでも天童温泉の雰囲気を味わってもらおうと企画されたものです。
東北芸術工科大企画構想学科の学生が天童温泉をイメージしてデザインした手ぬぐい4種類の発表会が26日、天童市内で開かれた。新型コロナウイルス禍の中でも旅先の雰囲気を味わってもらおうと、天童温泉協同組合(山口敦史理事長)と連携し企画。同日からオンライン販売を始めた。
デザインしたのは4年佐藤香織さん(22)、2年若山貴裕さん(20)と加藤愛佳(まなか)さん(20)の4人。
佐藤さんはラ・フランスと将棋を組み合わせたデザインを考案。米村さんはレオナルド・ダビンチの「最後の晩餐(ばんさん)」をモチーフにした。若山さんは将棋の駒が温泉に入ろうとするイメージを描き、加藤さんはすごろく形式で天童や本県の魅力をアピールした。
学生たちはビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使って発表会に参加。会場に来た旅館関係者らに「子どもをターゲットに家族で楽しめるようにした」などと思いを語った。
手ぬぐいは、通販サイト「Reboots(リブーツ)(https://reboots.stores.jp/)で販売している。1セット4枚入り2500円で、40セット限定。売り上げは経費を除く全額を同組合に寄付する。4月以降は各旅館の売店で扱う予定。
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