新型コロナウイルス感染症の拡大により2年連続で中止になってきた天童桜まつり「人間将棋」に、藤井聡太(ふじい そうた)四冠の出演が決まりました。これは、2月4日に天童市市民文化会館で行われた天童桜まつり実行委員会で、会長の山本信治(やまもと しんじ)天童市長のあいさつのなかで説明があったものです。
新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、現在のところ、事前申込制により入場者数を制限するほか、「人間将棋」会場もバリゲートで取り囲み、観覧チケットを持つ人しか中に入れないようにする計画です。
観覧希望者の募集方法については、詳細が決まり次第、あらためて案内が行われます。
(左は現在制作中のポスターイメージです)
将棋の藤井聡太四冠=竜王・王位・叡王・棋聖、が、天童市で4月に開かれる「天童桜まつり」の人間将棋に登場することが4日、明らかになった。同日の実行委員会(会長・山本信治市長)でゲストとして招く案が示された。公式イベントでは初の来県となる。
人間将棋のゲストは日程上、名人戦挑戦権に該当しない棋士とされる。藤井四冠の実力から、市は「今回が最後のチャンスになる」とみて、日本将棋連盟に度重なるオファーを続け、山本市長がじかに掛け合って3日までに内諾を得た。
市民文化会館で開かれた実行委で、2022年度桜まつり(4月3日~5月5日)のメインイベントとなる人間将棋は4月16日、17日。この2年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった。今回は感染防止対策のため、現状では観覧者を事前応募制の抽選による最大600人とし、会場区域を制限する予定。
委員ら約30人が出席。しだれ桜ライトアップと舞鶴山のぼんぼり点灯、子ども将棋大会の実施、天童花駒おどりフェスティバルとしだれ桜の夕べの中止などの各案も了承した。山本市長は「(藤井四冠が来る)この機会を生かして全国に将棋の街をPRし、将棋振興の力添えにしたい」とあいさつした。
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