第64回東日本実業団陸上競技選手権大会が行われた翌日の5月16日、天童市内の小学校で、陸上競技の国内トップアスリートによる講習会が行われました。
実業団のトップアスリートらを講師に招いた陸上教室が16日、天童市の6小学校で開かれ、6年生を中心に児童345人が走り方の基本を学んだ。
天童南部小(村越靖校長)での教室には6年生110人が参加。ヤマダホールディングス(HD)陸上競技部の田中宏昌監督、男子400メートル障害で東京五輪代表の安部孝駿選手、男子ハンマー投げで日本選手権を3回制した柏村亮太選手らが講師を務めた。
安部選手はハードル走のデモンストレーションを披露した後、姿勢を意識しながら、しっかりと腕を振る動作を細かく教えた。児童たちは実際に30メートル走と50メートル走をこなし、練習の成果を確認した。佐藤颯星(はやせ)君(11)は「教わったことを意識し、来月の市小学校陸上運動記録会でベストタイムを出したい」と話した。
子どもたちに平等なスポーツ機会を提供する活動に取り組む一般社団法人「CORD PROJECT(コードプロジェクト)」(東京都、池淵智彦代表理事)と、ヤマダHDが主催した。
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