山形県が開発したサクランボの大玉新品種「やまがた紅王」(やまがたべにおう)が、天童市役所に展示されました。これは、先行販売が解禁された6月23日、天童市農業協同組合から天童市に贈呈されたものです。本格的な出荷が始まる来年を前に、プレデビューの年と位置付けて全県的にPRが展開されています。
天童市役所の正面玄関に展示された「やまがた紅王」
「やまがた紅王」として出荷するには、厳格な基準があります
やまがた紅王をよ~く見ると、佐藤錦などと形が違うのが分かります
天童市は、ふるさと納税の返礼品としてサクランボの大玉新品種「やまがた紅王」の取り扱いを始め、30日まで申し込みを受け付けている。
本格デビューを前にブランドの定着を図るのが狙い。寄附額1万5千円で200グラム贈る。提供はジェイエイてんどうフーズ。等階級は3L以上、秀品以上。100セット限定で、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」などから申し込む。市は「生育状況によっては数量に達する前に受け付けを終了する可能性もあり、早めに申し込んでほしい」と話す。問い合わせは同推進室023(654)1111(内線3333)。
一方、販売解禁日の23日、JAてんどう(同市)の金平芳己組合長が市役所を訪れ、1キロを箱詰めした「やまがた紅王」を山本信治市長に贈りPRした。
金平組合長は、管内で290キロを初出荷したとし、「来年は相当数が流通し、消費者も手ごろな価格で購入できるだろう」との見通しを示した。市役所正面玄関に24日まで展示する。同市は「紅王の生産量 日本一」を目指し普及に力を入れている。
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