8月3日(水)に新潟県から山形県にかけて発生した線状降水帯の影響で、置賜地方では記録的な豪雨になり、国道113号やJR米坂線が寸断される被害に見舞われました。
その大雨により最上川の水位が急激に上昇し反乱の恐れがあるため、8月4日(木)午前5時30分に天童市西部の蔵増地区・寺津地区・成生地区(大町、今町、大清水)へ警戒レベル4「全員避難」が発令されました。
幸いにして、天童市内では床上床下浸水の被害はありませんでしたが、最上川沿いの農地が被災したらしいとのことで、週末を利用して堤防沿いに自転車で様子を見に行ってみました。
最上川の左岸に、濁流でなぎ倒された樹木が漂着してました
堤防の内側に広がる草は、下流に向かってなぎ倒されていました
寒河江市と天童市にかかる村山橋から上流を眺めた様子
河川敷のサイクリングロードに降りると、雑草の汚れ具合で水の高さが分かります
国土交通省のWebサイトで「蔵増」が欠測になってましたが、濁流による被災が原因のようです
収穫間近の桃は泥水に浸かってしまい、汚れていました
最上川の濁流で泥にまみれたサトイモ等の葉物野菜
天童市寺津付近にある須川と最上川の合流地点をドローンで空撮してみました
最上川が茶色く濁っているのがよく分かります
最上川の右岸では、土地が濁流でえぐられているのが確認できました
右から左に流れる茶色く濁った最上川と、奥から手前に流れる須川
最上川の浅瀬にチュウサギが集まっていました。野鳥の「日常」は戻ってきたようです
向こう岸から、チュウサギとカワウがこちらを伺ってます
最上川の浅瀬に集まるアオサギ。村山橋付近には、野鳥の営巣地(コロニー)があります
(関連ページ)
■天童のニュース:台風・大雨
前の日へ... | 今月の見出しへ... | 次の日へ... |