天童市内に住む防災士17人が、任意団体「てんどう防災の会」を発足しました。
天童市内に住む防災士による任意団体「てんどう防災の会」が4日、発足した。防災士同士の顔が見える関係を築き、横のつながりを強化することで、地域防災の活性化を図る。
同市が把握している市内の防災士の数は52人で、このうち任意団体設立に賛同した17人が会員となった。天童中部公民館で同日開かれた顔合わせ会では、会長に大泉勉さん、副会長に新関知己さんと森山美典さんを選出した。今後の活動方針としては、研修会を開催して会員がスキルアップを図り、その技術を各地域の自主防災組織などに伝えていくことを確認した。
防災士の資格は1995年の阪神大震災の教訓を踏まえ、災害時に地域で活躍できる人材を育成しようと、NPO法人日本防災士機構(東京)が2003年度に創設。災害時の避難や救助などについて知識と技能を持ち、地域防災の中核的な役割を担うことが期待されている。
(関連ページ)
■天童のニュース:災害・災害時協定
■日本防災士機構:防災士とは(外部サイト)
前の日へ... | 今月の見出しへ... | 次の日へ... |