1983年(昭和58年)にオープンしてから40年目を迎える天童市立図書館で、リニューアルに向けた協議が進められています。
天童市立図書館運営協議会(佐藤昭生会長)の本年度第2回会合が24日、同館で開かれ、市立図書館のリニューアルについて意見を交わした。
利用者を対象に今年7、8月に行ったアンケートの結果が報告された。62人から回答があり、もっと魅力的な図書館にするために必要なことを尋ねた項目では、「照明やトイレを改修してほしい」「音や声を出しても大丈夫な日を増やしてもらいたい」「視聴覚資料を充実すべきだ」などの意見が寄せられた。
協議では、事務局を務める市教育委員会の担当者から、増改築の必要性や隣接する市美術館との連携などを検討し、来年度に基本計画を策定する方針が示された。参加者からは「従来は静かに本を読む場所だったが、利用者のニーズは広がっている。どこまで自由度を高めるのか検討が必要だ」「コンセプトを定め、目指すべき方向性を示すべきだ」などの意見が出された。
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