天童市出身のプロ野球選手・阪神タイガースの中野拓夢(なかの たくむ)内野手が契約交渉に臨み、3300万円アップの7000万円でサインしました。
阪神の佐藤輝明内野手が1日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉し、今季の4200万円から約2倍の年俸8500万円で更改した。「全試合出たところを評価していただいた。納得のいく額だった」と引き締まった表情で話した。
チームでただ一人、全試合に出場してリーグ4位の84打点をマーク。打率も2割6分4厘と向上した。しかし本塁打は新人だった昨季から4本減らして20本に終わり、4番で開幕した打順も秋は6番が続いた。「どの成績をみてもまだ物足りない。また一から鍛え直したい」と意気込んだ。
遊撃で初のベストナインに輝いた中野拓夢内野手(日大山形高出)は3300万円増の7000万円でサインした。主に1番打者でリーグ3位の157安打を放った巧打者は、来季は岡田新監督の方針で二塁転向の予定。「自分のやるべきことは変わらない。(打率)3割、30盗塁を目標にやる」と力強く言った。
伊藤将司投手は3600万円増の8千万円。9勝5敗と新人から2年連続の2桁勝利は逃したが、6完投は12球団トップだった。「来季は2桁勝利と規定投球回を達成できるように」と目標を掲げた。
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