天童市が新たな工業団地の候補地として、市内南部の荒谷地区を選定したことが14日、分かった。同市の工業団地は9カ所目となる。市議会に同日内示された2023年度当初予算案には、基本設計や用地測量などの経費として2億2945万円が盛り込まれた。
市内の工業団地のうち天童インター、荒谷西、天童北部、天童南部、清池、王将、東長岡の7カ所は既に分譲完了している。一方、20年度に分譲を始めた山口西が残り1区画(分譲率92.2%)となり、新たな企業立地の需要に対して事業用地が不足していたため、市は22年度に適地選定を進めていた。新工業団地は広さ約20ヘクタールで、早ければ26年の分譲開始を見込む。
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