天童温泉「ほほえみの宿滝の湯」で毎年8月3日・4日に開催されている全国中学生選抜将棋選手権大会が、今年も始まりました。各県の予選を勝ち抜いた中学生が天童市で一堂に会する大会で、その後にプロで活躍されている方々もたくさんいらっしゃいます。
山形県代表として天童将棋交流室で腕を磨いた選手も出場しましたが、残念ながら今年は予選突破をすることができませんでした。
将棋の中学生日本一を決める第44回全国中学生選抜将棋選手権大会(天童市、日本将棋連盟、天童青年会議所主催)が3日、大会名誉総裁の故 寛仁親王長女 彬子さまを迎え、天童市の滝の湯で開幕した。県勢の5人はいずれも予選リーグ、決勝トーナメントで敗れた。最終日の4日は男女ともに決勝、3位決定戦を行う。
全国から男子51人、女子40人が出場した。県勢は5人で、男子は仲田航平さん(大江中2年)、三浦寛人(ひろと)さん(山形一中2年)、高橋遥輝(はるき)さん(天童一中1年)。女子は無著結衣さん(山形五中3年)、八島仁乃(ひとの)さん(米沢一中3年)。このうち、男子の三浦さんと高橋さんが予選リーグを2勝して突破したが、三浦さんが決勝トーナメント第1戦で、高橋さんが同第2戦でそれぞれ敗れた。
開会式では、山本信治 天童市長、羽生善治 日本将棋連盟会長、吉村美枝子 知事、佐野峻也(しゅんや)天童青年会議所理事長があいさつ。彬子さまは「中学生棋士の皆さんには対局を精いっぱい務められるとともに、各県の代表と交流を深めて将棋の魅力を再確認し、その魅力を多くの方に伝えていただけることを願っています」と述べられた。
前の日へ... | 今月の見出しへ... | 次の日へ... |