天童市は、国際大会や全国大会で活躍する運動選手を支援する事業を開始し、8月9日に認定証の交付式を行いました。団体に対して遠征費用等を助成する事業はこれまでも行われてきましたが、個人を支援する事業は今回が初めてです。
天童市は9日、世界に羽ばたくアスリートを輩出するために新設した「トップアスリート育成強化支援事業」の本年度の指定選手8人に認定書を交付した。
認定を受けたのは▽松田基(もとき)(陸上、筑波大大学院)▽伊藤瑠偉(るい)(スキー、日大山形高)▽太田寅琳(いおり)(水球、山形工高)▽佐藤陽(はる)(水泳、日大山形高)▽武田陸玖(りく)(野球、山形中央高)▽松坂星夏(せな)(水泳、日大山形高)▽栗田瑛真(えま)(クライミング、山形城北高)▽菅野穂乃(ほの)(陸上、山形商高)―の8選手。
市役所で行われた交付式には4選手が出席。山本信治市長が認定書を手渡し、「市民に元気や夢、希望を与えられる選手になってほしい」と激励した。4選手はそれぞれ認定に謝辞を述べた上で、「五輪で金メダルを取りたい」「来年のインターハイで優勝する」と目標を語った。
過去に国際大会や全国大会で上位入賞した選手らを対象に認定した。対象期間は7月1日~来年3月31日で、大会参加費など経費の2分の1(上限30万円)を支援する。
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