天童市の山形県総合運動公園特設駐車場に建設が計画されているモンテディオ山形新スタジアムについて、株式会社モンテディオ山形の相田健太郎(あいた けんたろう)社長と新関茂(にいぜき しげる)天童市長が山形県庁を訪れ、建設支援要望書を吉村美栄子(よしむら みえこ)山形県知事に提出しました。
要望事項は
サッカーJ2・モンテディオ山形が天童市に建設する新スタジアムについて、チームを運営する株式会社モンテディオ山形の相田健太郎社長は17日、民間企業からの出資や寄付により建設費用約158億円の約6割を確保できる見通しと明らかにした。県への建設支援要望書提出で県庁を訪れた吉村美栄子知事に伝えた。
同社によると、出資や寄付の意向を示したのは県内外の複数社で、今後も募っていくという。県への要望は2点で、新関茂天童市長と共に吉村知事に手渡した。さらに民間資金を募るため県が窓口となる企業版ふるさと納税の受け入れを求め、国が地方創生に取り組む自治体に配分する「新しい地方経済・生活環境創生交付金」の適用を、同市と共同申請するよう要望した。
新関市長は「単なるサッカー専用スタジアムではなく新たなにぎわいを創出する起爆剤。市としても一定の負担をする」と建設費用を一部拠出する考えを示した。吉村知事は「ふるさと納税の受け入れは前向きに検討する」と返答。同交付金申請については「(モンテディオ山形から)事業、資金計画の提出を受け、議会の理解を得ながら検討していく」と述べた。
新スタジアムは県総合運動公園南側の特設駐車場に建設する予定。今年秋ごろに着工し、2028年夏に開業予定としている。
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