予定では、午前11時30分に開幕するはずでした。ところが、予想よりも段取りがスムーズに進み過ぎてしまい、午前11時15分ごろ開幕してしまいました。「おいしいところを食べてもらいたい」という長井商工会議所の「じょさね鍋（べ）」チームでは、午前11時30分に合わせて準備していたため、大慌てになってしまったようです。各チームの準備が整ったのかどうか確認がとれないまま、お客さんの数に圧倒されてしまいスタートしてしまったようです。

　4回目ともなると、慣れた人たちは2〜3人でやって来て、役割分担をして「平成鍋合戦」に臨みます。まず1人が、食べる場所を確保するため鍋ではなくテントに直行します。そして他の人たちが始まる前から目を付けていた鍋に直行します。こうすれば、立ったまま食べずにすみますね (^^)

　「庄内どんがら汁」は日本海沿いの庄内地方ではメジャーな料理ですが、山形市などがある内陸地方ではマイナーな料理で、なかなか食べることができません。そのため「なにはともあれ、まずはどんがら汁！」という人たちが少なくなく、毎回ものすごい行列ができあがあります。今年は新しい鍋料理で挑むチームが多かったためか、これまでのように「どんがら汁」だけに集中することなく、どのチームにもまんべんなく行列ができていました。

　ミニイベントとして「日本一早いサクランボ」争奪戦のジャンケン大会が行われました。この「超早出しさくらんぼ」は天童市の齋藤さんが促成栽培しているサクランボを提供していただいたものです。恥ずかしいからなのか、ジャンケン大会には最初は子供たちだけしか参加していませんでした。ところが「ひと粒ウン千円！」という値段を聞くと、みなさん我先にと参加してきました (^^)