東日本放送(KHB)が制作して東北6県で放送されている地域情報番組「八波一起のTVイーハトーブ」が今年も取材に訪れていました。昨年、悲願の「鍋将軍」を獲得した米沢商工会議所青年部「米沢牛とろべこ汁」は、その番組向けという意味合いも含めて、会場入り口前に並ぶ観光客に対して今年の意気込みをアピールしていました。

　すべての参戦団体によるPRタイムが終了してから、前回の第7回平成鍋合戦で「鍋将軍」の称号を獲得した「米沢牛とろべこ汁」（米沢商工会議所青年部）から優勝「鍋」カップが主催者演じる鍋奉行に返還されました。「米沢牛とろべこ汁」が連覇を成し遂げるのか、それとも初参戦の鍋料理がかっさらっていくのか、史上最高の35種類の鍋料理が味を競うイベントの幕が切って落とされました。

　開幕直後、初参戦のチームを中心に訪れてみました。「地産地消　雪鍋」（ちさんちしょう・ゆきなべ）で今年初参戦の「天童CB研とうぃずyクイーンズ」は、山形の地域情報紙「うぃずy」の企画とタイアップした参戦だったのか、「なべクイーンズ」（？）と呼ばれるキャンペーンガールが全面に出てアピールしていました。

　「地産地消　雪鍋」（ちさんちしょう・ゆきなべ）では東根市にある蔵元・六歌仙（ろっかせん）とタイアップして参戦し、開幕直後にはお客さんの呼び込みも狙ってか樽酒の鏡割りをおこなっていました。このお酒はイベント中「なべクイーンズ」（？）のみなさんがお客さんにふるまい酒として提供されていました。