花びらを指で揉んで紅餅をつくります |
できあがった紅餅を布にすり込んでいきます |
まずいくつかの紅花から花びらを摘み取り、指でつまんで揉んでいきます。何度も何度も揉んでいくことで手の暖かさが伝わり、花びらが粘り気をもつようになってきます。そして花びらでできた団子、紅餅(べにもち)をつくります。紅餅ができたら、色が黄色から鮮やかな赤色に変わるまで、ずっと型紙にこすりつけていきます。
染め終わったら型紙を外します |
紅花の染料を定着させます |
赤色に変わるのには酵素が関係しているようで、ある程度の温度が必要なようでした。テントの奥の方で参加されている方は比較的早く赤く色が変わりましたが、風が当たるテントの外側で参加されていた方は、なかなか赤色に変わってくれず、ちょっと大変そうでした。紅餅が赤色に変わるまで続けたら型紙を外し、紅花の染料を定着させるために薬品の入ったトレイ(氷酢酸の水溶液?)に入れます。