一向上人(いっこうしょうにん)が開いたお寺で、鎌倉時代に藤原氏の直轄領(荘園)だった成生荘(なりゅうのしょう)(天童市北西部にある成生地区の一帯)に最初はありました。現在の本堂は1825年(文政8年)に再建されたものです。一向上人の命日である11月17日には、全国でも珍しい踊り念仏の一種「踊躍念仏(ゆやくねんぶつ)」がおこなわれています。また、境内には、天童で将棋駒が作られるきっかけをつくったと言われる天童織田藩の家老・吉田大八(よしだ・だいはち)のお墓もあります。