2月7日(日)に投票がおこなわれる山形市長選について、地元の山形新聞では800人の有権者に電話で世論調査をおこないました。その結果から、山形市民のほとんどは広域合併に興味がないという結果がわかりました。
世論調査では合計で11の設問があり、その中に「今回の選挙に関して特にどんな問題に関心がありますか?」というモノがありました。回答項目は「政治モラル」「観光振興」など合計で11あり複数回答ができるようになっていましたが、これらのなかで最も多い回答だったのは「高齢者介護など福祉施策」で54.1%を占めました。2番目には40.3%で「交通網、生活環境の整備」が入りました。山形は昔ながらの城下町なので道幅が狭く、中心市街地のあちこちが一方通行になっています。この項目が2番目にきたのは、こういう理由があるのかもしれません。
そのあとには「教育、文化の振興」「環境問題」などが続きました。ところで肝心の「広域合併」はといえば、5.5%で最も少ない回答でした。人口10万人に対して800人の人たちにしか聞いていないという問題点はありますが、山形市で広域合併を進めようとしているのは、やっぱりお役所の方々だけなのではないでしょうか...?
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