日立佐和とVリーグ昇格をかけて争った天童の地元企業「東北パイオニア」は、昨日に引き続きセットカウント3対1で勝利し、念願のVリーグ昇格を勝ち取りました。東北・北海道地区からVリーグへ参加するチームは史上初めてということで、山形県だけではなく全国からも注目を集めています。
入れ替え戦は2連戦でおこなわれ、1勝1敗の場合にはセット率、得点率の順番で勝敗が決められます。そのため、たとえ今日の試合で負けたとしても、2セットを取ればVリーグ昇格が決まるという条件の下での試合でした。
バレーボールのVリーグは、サッカーでいえばJリーグに当たるモノです。男女とも10チームで構成されていて、総当たりの2回戦で順位戦がおこなわれています。これまで東北パイオニアはそのVリーグの下のV1リーグで活躍してきて、今季とうとう念願のV1リーグ優勝を決めました。V1リーグの1位と2位のチームは、Vリーグとの入れ替え戦に臨むことができます。昨年、東北パイオニアはV1リーグ2位だったものの、入れ替え戦で敗れてしまっていました。
- (関連ページ)
- ■東北パイオニア バレーボールチーム
- http://www.pioneer.co.jp/topec/sports/vb.html
バレーボールのV1リーグで初優勝を飾った天童の地元企業「東北パイオニア」は、きょう千葉県浦安市運動公園総合体育館でVリーグへの昇格をかけた入れ替え戦に臨みました。対戦相手はVリーグ10位の日立佐和で、初戦のきょうはセットカウント3対1でまず1勝を挙げました。入れ替え戦は2連戦でおこなわれ、1勝1敗の場合にはセット率、得点率の順番で勝敗が決められます。
2試合目は翌日3月12日(日)におこなわれ、これに勝利すれば念願のVリーグ昇格となります。そうなれば、サッカーのJ1リーグで活躍している「モンテディオ山形」よりも一足お先に一軍昇格?となります。個人的には、みんなが知ってるような山形出身の著名人ってあんまりいないように思うので、天童だけではなく山形の名前が全国に知れ渡るよう、ここは是非ともVリーグへ駆け上がって欲しいところです。
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- ■東北パイオニア バレーボールチーム
- http://www.pioneer.co.jp/topec/sports/vb.html
天童市役所では、市民3,000人を対象にした「市民まちづくりアンケート」をおこないました。これは、西暦2001年から10年間の天童市の方向性を決める「新世紀創造プラン」(第5次総合計画)をはじめとして「男女共同参画計画」や「都市マスタープラン」などを策定するための資料として実施されました。アンケートではこれらの計画についての設問に加えて、ボランティアについてや地域への満足度、そして広域合併についての設問も用意されています。天童市では3月中に1回目の集計をおこなって、その後、本格的な分析・計画の策定へと進むようです。
- (関連ページ)
- ■「都市マスタープランについて」(宇都宮市公式サイト)
- http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/plaza/about/about1.html
天童市役所では、業務改善を目的にして職員から毎年いろいろなアイデアを募集しています。そして今年は、議会事務局の秋葉亮一(あきば・りょういち)さんが提案した「交流人口10万人計画」と、税務課の後藤栄(ごとう・さかえ)さんが提案した「歩いて通勤する日の設定」の2つの提案が市長から表彰されました。
「交流人口10万人計画」は、ウェブページを使った天童についての公開講座です。受講者は「仮想天童市民」としてメンバー登録してもらい、一定期間受講した人には観光施設の利用券や特産品をプレゼントするというモノです。5年間で4万人が受講するという試算から、天童市民62,000人と合わせて10万人の人たちが交流することをうたっています。また「歩いて通勤する日の設定」は、通勤する際のノー・カー(No Car)キャンペーンです。歩いて通勤することによって、大気汚染の防止だけではなく市内の実情を自分の目で確認することができるとうたっています。
市役所の向かいには図書館と美術館があって、それらの駐車場の一部が職員駐車場として利用されています。しかし、駐車場がいっぱいで一般利用者が使えないということが最近よくあるようです。そういう点からも「歩いて通勤する日の設定」というのは素晴らしいアイデアかもしれませんね。
- (関連ページ)
- ■天童市公式サイト
- http://www.city.tendo.yamagata.jp/
年度末になり天童周辺の市町では議会が開催されていますが、上山市(かみのやまし)と東根市(ひがしねし)では、またもや広域合併についての質問が出たようです。上山市は天童の2つ南となりに、東根市は天童市の北となりに位置していて、広域合併の話題となるとどうしても天童が絡んできます。
上山市議会では、以前から広域合併の話題が持ち上がっている天童市・山形市・中山町・山辺町の3市2町の市長・町長と連絡を取りながら、合併特例法の期限になる西暦2005年までにけりをつけたいと上山市長が答弁しました。また東根市議会では、半数以上が合併賛成という結果になった市民アンケートについて報告し、庁内に合併についての勉強会を設けるよう東根市長が指示したそうです。
天童市では、広域合併を進めるよりも今はもっと「天童らしさ」を積極的に展開していく時期にあるとして、暗に広域合併を否定しています。
- (関連ページ)
- ■「新しい合併特例法の説明」(香川県公式サイト)
- http://www.pref.kagawa.jp/seisaku/report/a-8-16.htm
- ■「東根市は天童市と合併希望」(天童のニュース:平成11年6月・第3週)
- http://www.ikechang.com/news/1999/9906j3.htm#990615
- ■「現政権で広域合併はなし?」(天童のニュース:平成11年8月・第4週)
- http://www.ikechang.com/news/1999/9908j4.htm#990827