バレーボールＶリーグで活躍している東北パイオニア「パイオニア・レッド・ウィングス」は、新戦力の入団について公式な記者会見をおこないました。入団発表会では、先に発表になった佐々木みき選手（24歳・東洋紡）に加えて多治見麻子選手（29歳・日立）と河野奈歩選手（23歳・日立）が迎えられることが発表されました。いずれも180センチを越える長身を武器にした選手ですので、「高さ」が弱点となっていたパイオニアも、来季は期待できる成績を残すことができるかもしれません。

（関連ページ）

▼パイオニア、東洋紡から新戦力を迎え入れる（天童のニュース：平成13年6月・第3週）

http://www.ikechang.com/news/2001/ne0106j3.htm#010613

▼「パイオニアレッドウィングス」公式サイト

http://www.pioneer.co.jp/topec/sports/sports.html

　タンザニア駐日特命全権大使のE.E.E.ムタンゴ氏が、昼すぎに天童市役所を訪れました。ムタンゴ大使は「山形・タンザニア友好協会」の招きで27日から28日まで来県し、27日には山形市内の金井幼稚園などを訪問しました。タンザニアはアフリカ大陸の東側、赤道の南側にある国で、約2800万人の人たちが住んでいます。

　「山形・タンザニア友好協会」は、1999年（平成11年）6月に草の根レベルで結成された組織です。ムタンゴ大使は2000年（平成12年）9月にもこの協会によって招かれて、JAやまがたで農業技術を視察したり、土地改良会館を訪問し農業土木技術者をタンザニアに派遣して欲しいと要望しています。天童市はニュージーランドのマールボロウと農業技術交流を契機にして姉妹都市になった経緯があります。天童とタンザニアの関連について詳しくは分かりませんが、今回の訪問はおなじようにして農業技術を教えて欲しいという意図があったのかもしれません。

（関連ページ）

▼タンザニア全権大使、山形県土地連会長を表敬訪問（山形県土地改良事業団体連合会）

http://www.sanae.or.jp/html/kanren/tanzania/tanzania.htm

▼タンザニアの地図（Excite Maps）

http://maps.excite.com/zoom/?orig_lat=-5.9399&orig_lon=36.1316&lat=
-5.9399&lon=36.1316&label=%3CBR%3ETZA&a=&cn=TZA&brp=&adv=&csz=&level=11

▼タンザニアの地図（イギリス・グラスゴー大学の学生のサイト）

http://mshand.geog.gla.ac.uk/ATLAS%20OF%20TANZANIA/atlas.htm

　国道交通省が2000年（平成12年）に実施した「仙山線と仙台空港鉄道アクセス線」相互直通化に関する調査結果が、仙山線機能強化検討委員会で報告されました。現在、仙山線の快速列車を利用しJR仙台駅で空港アクセス線に乗り継いだ場合、山形駅から仙台空港まで88分かかります。しかし、仙台−愛子（あやし）間を全線複線化すれば77分に、さらに県境部分に新しいトンネルを造って振り子列車を導入すれば63分になるとされています。

　仙台駅のホーム改善による機能強化以外については、事業規模が大きくなるため実現はとても困難な印象を受けます。しかし、これらが実現すれば仙台空港を利用する人たちが増え、結果的に山形空港の衰退をもたらしてしまいます。山形新幹線の延伸、山形−東京便の複数便化、仙山線の機能強化、選択肢が多くあった方が利用者にとってはいいのかもしれませんが、どれも税金を投入しなければならないことを考えると、どれか1つに絞った運動展開が必要なのではないでしょうか？

（関連ページ）

▼国土交通東北地方懇談会　重点事項

http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/b00097/k00360/tihoukon/juten-j.html

▼山形−東京便の複数便化、廃止問題（天童のニュース）

http://www.ikechang.com/news/news2.htm

　天童ターミナルビル「パルテ」に事務所をおく天童市観光物産協会は、茨城県土浦市の土浦市観光協会と物産交流についての覚え書きを交わしました。お互いの店舗に特産品コーナーを設けて、販売手数料を取らずに委託販売をおこなうという内容です。天童からは将棋駒関連の商品を中心として出品し、JR土浦駅前の量販店で販売してもらうことになりました。また、6月30日（土）と7月1日（日）には土浦市で天童フェアを開催し、サクランボ「佐藤錦」300キログラムを目玉として天童の特産品を販売してくる予定です。

　天童市と土浦市の関係は、江戸末期にさかのぼります。当時、天童には土浦藩の領地がいくつかあり、現在の老野森（おいのもり）、北目（きため）、藤内新田（とうないしんでん）、川原子（かわらご）などが土浦藩の領地となっていました。このことを縁として土浦市が天童市に働きかけをおこない、天童の「人間将棋」そして土浦の「全国花火競技大会」では行政レベルでの交流がおこなわれています。これが市民レベルの交流まで進のかどうか、今後の展開に興味がもたれます。

（関連ページ）

▼天童市観光物産協会の公式サイト（6月26日現在、この件に関しての情報はありません）

http://www.bussan-tendo.gr.jp/

▼土浦市観光協会の公式サイト（6月26日現在、この件に関しての情報はありません）

http://tutiura.727.net/

　毎年8月の全国中学生選抜将棋選手権大会や「天童夏まつり」で将棋みこしパレードを企画運営している天童青年会議所が、経費削減のために家賃の安い市所有地へ引っ越しました。天童に限らず、青年会議所では多くの会員が地元企業の事業継承者で構成されています。しかし、不景気の影響や後継者不足によって全国的に会員数が減少しており、天童青年会議所でも会費の減少によって事業を継続していくのが困難な状況になってきていました。今後は全国での先進事例に習い、会員規模拡大に努めていくようです。

（関連ページ）

▼天童青年会議所（6月25日現在、この件に関しての情報はありません）

http://www.tendojc.com/