山形市とその周辺自治体による広域合併について、山形市の北西にある山辺町(やまのべまち)は町民3000人を対象にしたアンケートを7月12日(金)に発送します。山辺町は4月下旬から合計10回、各地で合併についての説明会を開催してきましたが、その集大成として、住民に判断を仰ぐことになったわけです。アンケートは高校生を除いた男女18歳以上が対象で、山形市・上山市・山辺町・中山町による2市2町の合併、そして天童市を加えた3市2町による合併どちらが良いかについても質問があります。
アンケートは7月末日の締め切りで取りまとめられ、9月末に公表されます。天童市が山形市などとの合併を否定してから約半年、どのような回答が寄せられるのかとても興味があります。
- (関連ページ)
- ■天童市が合併協議会を離脱、独自路線へ(天童のニュース:平成13年3月・第5週)
- http://www.ikechang.com/news/2001/ne0103j5.htm#010329
- ■山形県山辺町
- http://www.telework.or.jp/yamanobe/
サッカーJリーグ2部第16節、モンテディオ山形は茨城県の水戸市立競技場で水戸ホーリーホックと対戦しました。サッカーワールドカップが終了して約1ヶ月ぶりのJリーグだったためなのかいまいち波に乗れず、後半終了間際に決勝点を決められてしまいました。順位は前節と同じく12チーム中第11位のままです。
モンテディオ山形 3勝4分け9敗 (勝ち点13→13) |
1−2 前半27分 / 小野【水戸】 後半15分 / 藤田【山形】 後半44分 / 山崎【水戸】 |
水戸ホーリーホック 5勝1分け10敗 (勝ち点13→16) |
久しぶりの試合がアウェイ(敵地)でのゲームでなければまた違った結果だったのかもしれませんが...。次の第17節は、天童市の山形県総合運動公園でおこなわれます。現在第5位のアビスパ福岡と対戦になりますが、ホームゲームですのできっと良い結果を出してくれることでしょう。
- (関連ページ)
- ■モンテディオ山形
- http://www.montedio.or.jp/
- ■水戸ホーリーホック
- http://www.mito-hollyhock.net/
http://www.goholly.net/
全日空(ANA)が運行している山形−東京便について、山形県は2002年(平成14年)1月から6月までの利用率を発表しました。それによると平均利用率は41.0%で、前年同期比で9.2ポイントも減っていまいました。飛行機の場合、利用率が7割を越えると黒字、5割を下回るとかなり苦しいということのようです。6月には大橋洋治・全日空(ANA)代表取締役社長が「今年の秋に路線の大幅な見直しをおこない、地方路線の撤退や減便などを実施する」と共同通信社の記者にコメントしていることから、山形−東京便はまたまた正念場に立たされようとしています。
夕方の1往復しか現状では、県がテコ入れしてどんなキャンペーンを展開したとしても限界がありますよね。なんとか小型機を就航してもらって朝夕の1日2往復にならないと、料金が安くなったとしてもなかなか利用しづらいことに変わりありません。
- (関連ページ)
- ■全日空、路線見直しで山形−東京便の廃止問題再燃か?(天童のニュース:平成14年6月・第3週)
- http://www.ikechang.com/news/2002/ne0206j3.htm#020612
- ■全日本空輸(ANA)
- http://www.ana.co.jp/
梅雨といえば雨が降ったりやんだりで、洗濯物もなかなか乾かず、気分もちょっと滅入ってきてしまいます。梅雨のあいだは天気予報がなかなかあたらないので、洗濯するのも外の様子を見極めてやる必要があるのですが、きょうは珍しく梅雨の合間の晴天となりました。お昼休みに急いで自宅に戻り洗濯物を外に干しましたが、今年初めて?セミが鳴いていました。
動物や昆虫など自然とともに生きているモノたちは天気の変化に敏感で、雨が降っていても鳥が飛び始めたりセミが鳴き始めると、まもなく雨が止んでしまいます。力強くないているセミの声を聞いていると、梅雨明けももうすぐなのかもしれませんね。昨年(2001年)の梅雨明けは7月20日に出されましたが、今年は春がくるのも早かったですから、もしかすると梅雨明けも早いかもしれませんね。
- (関連ページ)
- ■日本気象協会
- http://tenki.jp/
天童市管工事業協同組合の青年部が、一人暮らしの老人世帯をまわり、水道管の修理が必要な17世帯を無料で対応しました。これは毎年おこなわれているボランティア活動で、6月中に青年部12名と市役所職員3名で手分けして107世帯をまわって事前に点検作業をおこなっています。ここ最近「市役所の方からきた」と言って汚水ますを清掃したのち多額の料金請求をおこなうという被害がほかの市町村で老人世帯を中心に起きているようですが、今回は市役所職員もいっしょにまわったようですので、不必要なトラブルを防ぐ意味でも良かったと思います。
昔みたいに晩御飯のおかずを交換し合うような近所づきあいが今でもあれば別ですが、お年を召した方の一人暮らしはなかなか大変だと思います。こういう慈善事業をおこなってくれる方々は、大切にしなければなりませんね。
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- ■天童市管工事業協同組合
- http://www.tendo-kankoji.jp/
天童温泉の南側に新たな観光スポットとして整備が進められている「わくわくランド」で、7月28日(日)に「天童踊りの祭典2002」が開催されることになりました。イベントは午後5時からはじまり、花笠踊りのアレンジコンテストや1998年(平成10年)から宮城県仙台市でおこなわれている「みちのくYOSAKOIまつり」の参加チームがそれぞれの「よさこい」を披露します。花笠踊りのアレンジコンテストでは持ち時間6分以内で(1)花笠を持って踊る(2)花笠音頭を流す(3)ヤッショーマカショの掛け声を入れる、という条件のもと第1位から第3位まで用意されている賞金を目指してそれぞれの踊りが披露されます。
日曜日の夜におこなわれるということで「次の日仕事だから『サザエさん』でも見てゆっくり過ごしたい」と私なんかは思ってしまうのですが、そんな私はお疲れモードでしょうか?それともオヤジ? 土曜日の夜だったら多くの人は次の日お休みでしょうから、そのまま天童温泉で夜を明かす、なんていう人たちが出てきて経済効果も見込めるのではと思うのですが、いかがでしょうか?
イベントがおこなわれる7月28日(日)から8月末日までは「わくわくランド」の広場にある樹木にイルミネーションが取り付けられ夜も楽しめる雰囲気作りがおこなわれます。イベントに足を運ぶことができなくても、今年の夏は「わくわくランド」でいいことがあるかもしれませんね。
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- ■わくわくランドの位置
- http://www.ikechang.com/map0.htm
天童市の半導体装置メーカー・エムテックスマツムラが、産学官の連携で共同研究を進めていた丹野直弘・山形大学大学院教授とベンチャー企業を設立しました。会社は「マイクロトモグラフィー」という名前で、丹野教授が特許を取得しているOCT(光干渉断層画像化法)の応用機器の研究開発や販売をおこなっていきます。会社設立のきっかけは山形大学地域共同研究センターでの産学官共同研究で、医療機器分野をメインに事業展開をおこなう予定です。山形大学の教官が企業の設立時から関わったのは丹野教授が初めてということで、そういう点からも地元メディアは注目しているようです。
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- ■エムテックスマツムラ
- http://www.mtex.co.jp/