Jリーグ2部のモンテディオ山形は、9月18日に天童市の山形県総合運動公園でコンサドーレ札幌と対戦しました。6000人を超えるサポーターが見守るなか、前半18分に大塚真司(おおつか・しんじ)選手が決めた得点をそのまま守り切り、結果1対0で勝利しました。
モンテディオ山形 14勝12分け8敗 (勝ち点51→54) |
1-0 前半18分 / 大塚真司【山形】 |
コンサドーレ札幌 4勝9分け21敗 (勝ち点21→21) |
観客数:6142人 |
次の第35節、モンテディオ山形は9月23日(木)秋分の日に神奈川県の等々力陸上競技場で、首位を独走する川崎フロンターレと対戦します。この試合でモンテディオが敗れると、川崎のJ1昇格が決まってしまいます。アウェイでの厳しい戦いになると思いますが、なんとか勝利をもぎ取って欲しいと思います。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:モンテディオ山形
- http://www.ikechang.com/news/montedio.html
- ■モンテディオ山形
- http://www.montedio.or.jp/
9月20日の「空の日」、9月20日から9月30日までの「空の旬間」にちなみ、山形空港で「山形空港フェスティバル2004」が開催されました。今年は空港開港40周年記念として、ターミナルビル内で「『山形空港の40年』写真パネル展」が開催されたり、「滑走路を歩こうツアー」「航空機外観見学」なども開催されました。 |
羽田空港に向かうJAL1256便(MD87)を説明 |
山形県警ヘリコプター「がっさん」 (アメリカ・ベル式ロングレンジャー206Lー3型) |
会場には山形県警、山形県消防、陸上自衛隊のヘリコプターやセスナ機、空港内の消防車両や特殊車両が展示されましたほか、折り紙ヒコーキ教室やトーイングカー体験搭乗、JALのチャリティバザーなどもおこなわれました。 |
陸上自衛隊第6飛行隊のヘリコプター (富士重工 UH-1) |
山形県消防防災ヘリコプター「もがみ」 (フランス・アエロスパシアル式AS365N2型) |
山形県消防防災ヘリコプター「もがみ」の模擬訓練飛行は、午前中は上空からの救助訓練をおこなったようです。上の写真は、午後2時から陸上自衛隊と共同でおこなわれた消火訓練の様子です。イベントが終了する直前の午後2時50分頃には、山形県消防防災ヘリコプター「もがみ」と陸上自衛隊のヘリコプター OH-6、UH-1 の3機が次々に離陸し、観客のそばをとおって空港ビル北側のヘリコプター基地に戻っていきました。最後に飛んだ UH-1 は、滑走路すれすれまで降りて観客のそばを通過していき、一瞬「落ちてしまうのでは?」とビックリしてしまいました。そばで見ていた消防防災ヘリの関係者も顔を見合わせて苦笑いしていましたので、結構「がんばった」のかもしれませんね。東根市にある陸上自衛隊第6師団からもイラクへ出かけますが、日頃からああいう飛行訓練をしているんでしょうね。
貨物ビル前には、消防車両・特殊車両が展示 |
除雪車や消防車などが多数展示されました |
しかし今年のイベント、以前と比べて人手が少ないことにびっくりしました! 去年は仕事のために行くことができず、今年も都合で午後0時から出かけたのですが、2年前のイベントと比べるとイベント会場内はガラガラでした。3連休の初日のためなのか、土曜日で仕事が休みでないからなのか、はたまた暑さのために屋外に出ることを控えたのか…。
来週、9月25日(土)には庄内空港で「庄内空港『空の日』フェスタ」が開催されますが、せっかく開催するのであれば、人がたくさんあつまりそうな日曜日に開催した方がいいと思います。山形空港は、東京便の存続というよりも、空港そのものの存続が危うくなるかもしれません。そんな状況を打破するためには、まずは、山形空港をより多くの人たちに知ってもらい、そして使ってもらう必要があります。山形県関係者の方々には、まずは開催期日について前向きに検討して欲しいと思います。
- (関連ページ)
- ■山形空港、大盛況だった「空の日」イベント (2002.09.22)
- http://www.ikechang.com/news/2002/ne0209j3.htm#020922
- ■天童のニュース:山形空港
- http://www.ikechang.com/news/news270.htm
天童市は2003年度(平成15年度)のバランスシートを作成し、9月16日から始まる市議会9月定例会で報告します。バランスシートは貸借対照表のことで、民間企業では定時株主総会前に作成されます。
<平成15年度 天童市バランスシート(一般会計分)>
借方 |
貸方 |
有形固定資産 |
749億648万1,000円 |
投資等 |
52億2,085万8,000円 |
流動資産 |
21億2,346万3,000円 |
資産合計 |
822億5,080万2,000円 |
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固定負債 |
227億3,165万5,000円 |
流動負債 |
27億6205万1,000円 |
負債合計 |
254億9,370万6,000円 |
正味資産合計 |
567億5,709万6,000円 |
負債・正味資産合計 |
822億5,080万2,000円 |
|
各勘定科目は次のような意味です。
- 有形固定資産
- 市所有の土地、建物、公用車など(道路や橋、市営住宅、学校施設、図書館、市役所庁舎)。
- 投資等
- 投資、出資金、貸付金、基金。
- 流動資産
- 換金可能な現金。現金、預金のほか、市税・分担金・負担金・使用料・手数料の未収金など。
- 固定負債
- 1年以内に支払いの期限が到来しない負債。地方債、債務負担行為、退職給与引当金。
- 流動負債
- 1年以内に支払いの期限が到来する負債。地方債の翌年度償還予定額、翌年度繰上充用金。
- 正味試算
- 企業会計では資本に該当で、地方公共団体が返済を必要としない財源。国庫補助金、県支出金、市の一般財源等。
<平成15年度 天童市バランスシート(市民1人あたりの残高)>
資産の部 |
負債の部 |
勘定科目 |
平成15年度 |
平成14年度 |
有形固定資産 |
118万3,000円 |
117万7,000円 |
投資等 |
8万2,000円 |
7万9,000円 |
流動資産 |
3万4,000円 |
3万1,000円 |
資産合計 |
129万9,000円 |
128万7,000円 |
|
勘定科目 |
平成15年度 |
平成14年度 |
負債 |
40万3,000円 |
39万7,000円 |
正味資産 |
89万6,000円 |
89万円 |
負債・正味資産合計 |
129万9,000円 |
128万7,000円 |
|
各勘定科目を私たちに身近なものに例えれば、次のように表すことができます。なお、上記の数字は、2004年(平成16年)3月31日現在の人口6万3301人を基にして算出しています。
- 有形固定資産
- 所有している土地や住宅。
- 投資等
- 投資や目的が決まっている定期預金。
- 流動資産
- 手持ちの現金や普通預金。
- 負債
- 住宅ローンの残高。
- 正味試算
- 資産形成のための親からの援助金や自己資金。
このことから、天童市の資産と負債の関係を4人家族の家計に例えると、次のように表すことができます。
「およそ4700万円の価値がある土地つきマイホームに住み、投資や定期預金はおよそ320万円、手持ちの現金や普通預金がおよそ130万円あるが、マイホームを建てた借金がまだ1600万円残っている4人家族の会計」
- 資産:1,183,000円 × 4人 = 4,732,000円 ≒ 4700万円
- 投資:82,000円 × 4人 = 328,000円 ≒ 320万円
- 流動資産:34,000円 × 4人 = 136,000円 ≒ 130万円
- 負債:403,000円 × 4人 = 1,612,000円 ≒ 1600万円
<天童市バランスシート(社会資本形成の世代間負担比率)>
項目 |
平成15年度 |
平成14年度 |
比較増減 |
有形固定資産合計 |
749億648万1,000円 |
745億3,961万5,000円 |
3億6,686万6,000円 |
正味資産合計 |
567億5709万6,000円 |
563億3264万5,000円 |
4億2,445万1,000円 |
負債合計 |
254億9,370万6,000円 |
251億7,405万9,000円 |
3億1,964万7,000円 |
これまでの世代による社会資本の負担比率 (正味資産合計÷有形固定資産合計) |
75.8% |
75.6% |
0.2ポイント増 |
後世代による社会資本の負担比率 (負債合計÷有形固定資産合計) |
34.0% |
33.8% |
0.2ポイント増 |
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:行政サービス
- http://www.ikechang.com/news/public_services.html
- ■天童における広域合併
- http://www.ikechang.com/merger/index.html
2004年9月25日(土)追記
モンテディオ山形の運営母体「社団法人山形県スポーツ振興21世紀協会」の会員になると、ホームゲームの試合観戦チケット10試合分が特典としてついてきます。もし、そのチケットを一度に使われてしまうと、スタジアムの収容人員を超えてしまうということも指摘されたようです。来年度以降、観戦チケットのプレゼントはなくなる可能性が大きいですね。
9月14日、Jリーグの1部(J1)実行委員会が開催され、来季からのJ1入りを目指しているJ2チームについての報告がおこなわれました。J2の第1位から第7位までのクラブについて調査したところ、すべてのクラブで昇格基準を満たしているという結果でした。Jリーグへの参加条件は「参加クラブの法人化」「ホームタウンの確保」「選手・指導者のライセンス」「チームの保有」「スタジアムの確保」があり、J2からJ1へあがるためには、以下のようにさらに厳しい条件が課せられます。
選手・指導者のライセンス
- J2の場合
- 日本サッカー協会が定める「プロA統一契約書」を締結した選手を5名以上確保すること。
- J1の場合
- 日本サッカー協会が定める「プロA統一契約書」を締結した選手を15名以上確保すること。
チームの保有
- J2の場合
- 1種(トップ・サテライト)、2種(ユース)を保有することが最低条件。3種(ジュニアユース)、4種(ジュニア)のチームがない場合には、サッカースクール等、その年齢層に対するサッカーの普及に努めながら、J2参加以降3年以内にそれらのチームを保有すること。
- J1の場合
- 1種、2種、3種、4種すべてを保有すること。
スタジアムの確保
- 共通条件
- ピッチが常緑の天然芝で、原則として縦105メートル、横68メートルであること。平均1500ルクス以上の照度を持つ照明装置を設置していること。
- J1の場合
- 共通条件に加えて、収容人員が1万5000人以上であること。
- J2の場合
- 共通条件に加えて、収容人員が1万人以上であること。
各クラブとも「条件は満たしている」とのことでしたが、実際には、J1での経験がないモンテディオ山形、大宮アルディージャ、ヴァンフォーレ甲府の3つについては「条件つき」でお墨付きをいただきました。大宮と甲府は、現時点でスタジアムの収容人員が基準を満たしていないそうですが、いずれも自治体がスタジアムを整備します。モンテディオ山形については、運営母体がJリーグチームで唯一の社団法人ということで、J1昇格後の収入アップについて方策を検討するようにとの改善点が出されました。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:モンテディオ山形
- http://www.ikechang.com/news/montedio.html
- ■モンテディオ山形
- http://www.montedio.or.jp/
第43回山形県少年の主張大会の山形ブロック大会が山新放送会館でおこなわれ、天童市立第二中学校3年生の稲葉彬(いなば・あきら)さん、天童市在住で山形大学付属中学3年生の植松未知(うえまつ・みち)さんが県大会に出場することが決まりました。山形ブロック大会には、山形、寒河江(さがえ)、上山(かみのやま)、天童の各地区大会から選ばれた合計16名が出場し、その中から稲葉さんと植松さんを含む計5名が県大会進出を決めました。山形県大会は、9月18日(土)に山形市の山形国際交流プラザで開催され、県内4つのブロック大会で選ばれた合計16名が熱弁をふるいます。
- 山形県大会出場者(天童市関係)
- 植松未知さん(山形大学付属中学校3年生)「心の足が見えますか?」
- 稲葉彬さん(天童市立第二中学校3年生)「コーチが教えてくれたこと−僕の野球人生−」
- 審査員
- 吉見慎太郎・山形県青年の家所長
- 冨田俊子・国際ソロプチミスト山形名誉理事
- 石川宙二・山形市中学校長会会長
- 中野忠広・山形県あすをきずく青少年県民会議事務局長
- 丹哲人・山形新聞編集局報道部長
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:いろんな人々
- http://www.ikechang.com/news/news170.htm