10月23日(土)と10月24日(日)の2日間、天童市総合福祉センターを会場に「将棋フェスティバル」が開催されました。1日目は大山康晴・十五世名人杯争奪将棋大会の予選がおこなわれ、2日目にはその決勝トーナメント、市民将棋大会のほか、将棋駒の製作実演などもおこなわれました。今回の大山康晴杯には、全国各地から有段者格以上の棋士103名が参加しました。また、市民将棋大会も、山形県内はもちろん宮城県や関東地方からの参加があり、合計228名が腕を競いました。プロ棋士は真田圭一(さなだ・けいいち)六段と上川香織(うえかわ・かおり)女流初段が審査員として招かれ、指導対局もおこなわれました。
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- ■真田圭一・六段の紹介(日本将棋連盟)
- http://www.shogi.or.jp/syoukai/6dan/sanada.html
- ■上川香織・女流初段の紹介(日本将棋連盟)
- http://www.shogi.or.jp/syoukai/zyoryuu/uekawa.html
- ■天童のニュース:将棋
- http://www.ikechang.com/news/news130.htm
国土交通省東北運輸局は、山形市、天童市、東根市、河北町の3市1町を「ボランティアホリデー」のモデル地域に指定しました。「ボランティアホリデー」は大都市圏の住民がボランティア活動をしながら地方圏に一定期間滞在するもので、交流機会を拡大することにより、地域の新たな魅力の発掘・創出・発信、地域人材の育成、観光産業を中心とした経済の活性化、雇用の創出などにつなげようとするものです。事業費用はおよそ1300万円です。
今後は、4市町の行政、観光関係者、民間非営利団体(NPO)、地域住民などで検討委員会を発足し、11月8日(月)に天童市役所で初会合をおこないます。その後、11月14日から11月20日まで公募モニターによる実証事業をおこなったり、首都圏や受け入れ地域のニーズ調査として1000人を対象にアンケートをおこなったりします。そして、2005年1月末にはポータルサイトを構築し、ボランティア活動内容や交流プログラムの策定などをおこない、2005年3月末までに運営体制や支援のあり方などを含めた提言をまとめる予定です。
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- ■国土交通省九州運輸局の記者発表資料
- http://www.qst.mlit.go.jp/press/body.htm
(2004年10月28日現在、東北運輸局では該当する資料は公開されていないようです)
- ■天童のニュース:観光キャンペーン
- http://www.ikechang.com/news/news930.htm
天童市農業協同組合は、新ラ・フランスセンターに導入された高精度の透過式光センサーを活用し、最高級のラ・フランスを限定販売することにしました。この限定商品は「スーパーラフ」と名づけられ、糖度14度(可食期は15度)以上、大きさ3L、形状、果肉の状態、食味すべてが優れた最高級品です。今年は全体出荷量の1%にあたるおよそ20トンを出荷する予定です。
通常のラ・フランスと異なり、ケーキの箱のような手持ち部分がついた箱に入れられ、6万個限定で出荷される計画です。景気が悪い世の中ですが、高級志向品は着実に売れていますので、この「スーパーラフ」も天童を代表するブランドに育っていくかもしれません。一般販売価格は3個入りで1箱1000円弱になる見込みです。ほとんどは関東地方に出荷される予定ですが、一部は天童市農協の直販店でも販売されるそうです。
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- ■天童のニュース:果物・自然
- http://www.ikechang.com/news/news940.htm
天童温泉の恒例イベント「全国くちびる美人コンテスト」の審査会が10月20日に天童ホテルで開催されました。今年は山形県とJR東日本のタイアップイベント「デスティネーションキャンペーン」がおこなわれたこともあり、応募期間を6月から9月末までと例年よりも1ヵ月長く設定したことで、過去最多の3796点の応募がありました。
「くちびる美人コンテスト」は宿泊客を対象におこなわれているイベントで、この日は天童温泉協同組合、お駒会(女将さんたちの団体)、天童市、天童商工会議所、天童市観光物産協会、マスコミ関係者など合計25名で審査にあたりました。
- ベストリップ賞
- 関本亜希子さん(山形県鶴岡市)
- セクシーリップ賞
- 金子和子さん(宮城県)
- ダンディーリップ賞
- 土居敦さん(宮城県)
- チャイルドリップ賞
- 井手日菜(宮城県)
- カップルリップ賞
- 阿部真透さん、阿部佐知さん
- (関連ページ)
- ■くちびる美人コンテスト(天童市のイベント)
- http://www.ikechang.com/event/lip.htm
- ■天童のニュース:天童温泉
- http://www.ikechang.com/news/news970.htm
2004年8月24日から26日までの3日間、日本生花通信配達協会 (JFTD)加盟店によるフラワーアレンジメントの全国大会「第52回花キューピットジャパンカップ」が兵庫県神戸市で開催されました。コンテストは3つの部門があり、「結婚する2人へ贈る」をテーマにした部門に出場した天童市の石沢由香子さん(28歳)が準グランプリに輝きました。石沢さんは山形市のホテルキャッスル近くにある花店「パークサイドフローリスト」で7年前からフラワーアレンジメントの修行を積み、出場3回目にして栄冠を手にしました。
石沢さんは、フラワーアレンジメントについて「1つとして同じ作品ができないのが魅力。自分も見る人も、楽しい気持ちになれる作品を作りたい」とコメントしています。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:いろんな人々
- http://www.ikechang.com/news/news170.htm
2003年(平成15年)に天童市教育委員会が創設した「宮城浩蔵賞」の授与式が、10月17日(日)に旧東村山郡役所資料館で開催されました。受賞された方は以下の4名で、いずれも生徒会長や副会長を務め他の生徒の模範となっているほかに、部活動でも活躍していることが受賞理由とされています。
<宮城浩蔵賞の受賞者>
- 小笠原貴俊さん(天童市立第一中学校3年生)
- 稲葉彬さん(天童市立第二中学校3年生)
- 石川貴之さん(天童市立第三中学校3年生)
- 吉野新さん(天童市立第四中学校3年生)
「宮城浩蔵賞」は明治大学校友会山形県支部、天童市文化団体協議会、吉田大八会、養正会そして天童郷土研究会の5者による「宮城浩蔵先生胸像建立実行委員会」が2002年10月12日に宮城浩蔵(みやぎ・こうぞう)氏のブロンズ像を建立した際、奨学資金として100万円を天童市に寄付したことが由来となっています。天童市教育委員会は「天童からはばたく人材を育てよう」という趣旨で新たな賞を創設し、これが「宮城浩蔵賞」とされました。
- (関連ページ)
- ■宮城浩蔵のブロンズ像、郡役所資料館に建立 (2002.10.13)
- http://www.ikechang.com/news/2002/ne0210j2.htm#021013
- ■天童のニュース:いろんな人々
- http://www.ikechang.com/news/news170.htm