吉野石膏社長の須藤永一郎さんと妻の耀子さんが、5月21日に天童市美術館を訪れ作品を鑑賞しました。吉野石膏は1937年(昭和12年)に山形県内の会社を創業し、1992年から天童市美術館に江戸時代以降の日本画や油絵、版画などを寄託してきました。当初40作品だった吉野石膏コレクションは、現在では131作品にまで増えました。そのため、展示スペースの確保が難しくなり、今後はテーマや作家毎の展示会になるそうです。すべての作品が一堂に会すのはこれが最後となることから、今回、社長夫妻が訪問したとのことでした。
今回の展示会は6月12日(日)までおこなわれ、6月11日(土)午後3時からはミュージアムコンサートが開催されます。全コレクションを一度に見ることができるのはこれで最後となりますので、みなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか?
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- ■天童市美術館の紹介
- http://www.ikechang.com/navi12.htm
- ■天童のニュース:展示会・発表会
- http://www.ikechang.com/news/news920.htm
天童市は、JR天童駅1階に「将棋交流室」を設置する準備を進めています。これはいわゆる将棋道場で、天童市将棋資料館のとなり、以前JRのコンビニが入っていたものの久しく空きスペースとなっているところを借り受けて整備されます。将棋道場は、これまでも将棋資料館2階にある天童市観光センターの一角で毎週土曜日におこなわれてきました。平成15年度は合計53回開催され、1626名(うち日本将棋連盟天童支部会員の利用が668名)に利用されました。しかし「将棋を指すスペースが狭い」「平日でも将棋を指せるところはないのか」といった要望が観光客などからあり、日本将棋連盟天童支部の全面的な協力を仰ぎながら、新たな場所で新規オープンすることになりました。
「将棋交流室」整備のため、天童市はおよそ700万円をかけて内装等の改修を手がけています。このほか、JRに対して駅舎の借り受け料を毎年支払うことになります。現在のところ、将棋資料館が休館日となる水曜日を除き、平日は午後1時から午後7時30分まで、土日祝日は午前10時から午後7時まで開館する計画です。また、平日の午後6時30分以降と土曜日の午後2時から午後5時までは、少年少女将棋教室が開講される予定です。
「将棋交流室」は2005年7月頃にオープン予定です。使用料は無料ですので、オープンした際にはぜひ気軽に足を運んでみて下さい。
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- ■天童市将棋資料館の説明
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- ■天童のニュース:観光施設・文化財
- http://www.ikechang.com/news/news910.htm
天童市の姉妹都市の1つ、ニュージーランドのマールボロウ市へ向けて市民訪問団が出発しました。これは姉妹都市締結15周年を記念したもので、市関係者を含め合計21名が市役所ピロティ前で出発式に臨みました。市民訪問団の派遣は、締結10周年を記念しておこなわれた2000年(平成12年)以来5年ぶりとなります。マールボロウ市では友好の証としておよそ10年前から日本庭園を建設しており、今回団長を務める名佐原雅治・総務部長は、当時も造園業者とともに訪問しているそうです。
一行はバスで成田空港に向かい、マールボロウ市へは19日(木)に到着予定です。現地では日本庭園の開演セレモニーに出席したりオークランド市内を視察して、22日(日)に成田空港着の便で帰国、バスで天童まで帰ってきます。
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- ■天童のニュース:国際交流(ニュージーランド・マールボロウ)
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