第27期「女流王将戦」第2局が、滝の湯ホテルを会場におこなわれました。今年の人間将棋でも対局者を務めた中井広恵(なかい・ひろえ)女流王将に、千葉涼子(ちば・りょうこ)女流三段が挑んでいる今回のタイトル戦は、118手で後手の千葉・女流三段が勝利し、今期2連勝となりました。タイトルの行方が決まる第3局は、6月6日(月)に東京都渋谷区千駄ヶ谷の東京将棋会館(日本将棋連盟本部)でおこなわれます。
今回の対局では、天童少年少女将棋教室を受講している小・中・高校生とその保護者などおよそ20名が対局会場で見学することができ、緊張感漂うプロの対局の雰囲気を実感したそうです。また、大盤解説や指導対局にも多くの将棋ファンが集まったそうです。
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- ■天童のニュース:将棋
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山形県農業技術課の発表によると、5月27日の午後に発生したひょう害の影響は、村山・置賜地方でおよそ620ヘクタールに及んでいるそうです。内訳は村山地区(天童市南部から山形市北部)がおよそ406ヘクタール、置賜地区(南陽市南部、川西町、高畠町、飯豊町、長井市南部、白鷹町北部)が214ヘクタールです。このうち果樹が575ヘクタールを占めていて、サクランボが210ヘクタール、西洋ナシが213ヘクタール、リンゴが97ヘクタール、ブドウが55ヘクタールです。
サクランボは特に被害がひどく、山形市の高瀬地区や山寺地区では9割以上が被害を受けた園地もあるそうです。天童市の場合、北東部の山口地区あたりではそれほど影響はないようですが、山寺地区に近い南東部の荒谷地区でも被害が大きいようです。サクランボ農家には、4月18日の強い霜に続きダブルパンチとなってしまいました。
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- ■天童のニュース:サクランボ
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サクランボの作柄調査が、5月26日に山形県内の主要産地で一斉におこなわれました。その結果、今年はなかなか春がやってこなかったことが影響し、生育は平年よりもやや遅めだそうです。
この調査は、山形県や農協などで組織する「山形県さくらんぼ作柄調査委員会」が満開後25日を目安にして毎年おこなっているものです。サクランボの主要産地である村山、置賜地域の合計47園地において、園地毎に3本の調査木が設定されています。そして、それぞれの調査木の東西南北の面で、地上から1.5メートルと3メートルにある枝において、着果数や生育の進度、病害虫の発生状況などが調べられます。
今年は春の訪れが遅く、サクランボの満開期は平年よりも4日遅い5月1日だったそうです。また、4月18日には、山形管内で最低気温が-0.8度まで下がり、広範囲に渡って強い霜がおりました。そのため、早めに花が咲いた地域ではこの霜の被害を受けてしまい、着果数が少なくなっているそうです。全体的な結果は5月30日に発表となる予定ですが、もしかすると、今年のサクランボは品薄&高値になってしまうかもしれません。
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天童市農作物盗難防止対策会議が天童市農業センターで5月24日に開催され、今年も「さくらんぼ守り隊」を組織することが決定されました。一昨年は天童市内だけで9件の盗難事件があり、およそ280万円の被害がありました。しかし、農協や天童市防犯協会などが「さくらんぼ守り隊」を組織した昨年は、まったく被害にあいませんでした。今年はさらに天童市実行組合も協力し、警戒態勢をさらに充実させることになりました。出荷最盛期となる6月上旬から7月上旬の間、毎日午後8時過ぎから翌朝4時頃までを中心として、市内各地区毎に警戒にあたる計画です。
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- ■さくらんぼ守り隊、自販機荒らし逮捕に協力 (2004.06.23)
- http://www.ikechang.com/news/2004/ne0406j4.htm#040623
- ■天童のニュース:サクランボ
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