東北パイオニアが10月28日に発表した9月中間決算によると、今期は減収減益になってしまうそうです。天童市内の会社といえばパイオニアかナショナルかといった感じですので、パイオニアの低迷=天童市の景気の低迷、さらには天童市の市制運営に大きな影響を与えることになるかもしれません。
<東北パイオニアの中間決算(2006年9月)>
項目名 |
金額 |
前年同期比 |
主な要因 |
売上高 |
299億4900万円 |
-24.7% |
車載用や携帯電話向けのスピーカーなどが好調 有機ELディスプレーが低迷 光ディスク製造装置も低迷 |
経常利益 |
7億0100万円 |
-78.7% |
素材価格の高騰 |
純損失 |
87億8200万円 |
- |
有機EL用の基盤製造をおこなっている関連会社「エルディス」社が閉鎖されることになり、保有株式の評価損を計上したため。
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<東北パイオニアの連結決算>
項目名 |
金額 |
前年同期比 |
備考 |
売上高 |
423億4000万円 |
-16.5% |
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経常損失 |
22億6600万円 |
- |
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純損失 |
30億5000万円 |
- |
アメリカ子会社が関税分類適用の誤りによる申告不足の指摘を受け、引当処理を行ったため。 |
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:東北パイオニア
- http://www.ikechang.com/news/touhoku-pioneer.html
伊藤彰(いとう・あきら)天童荘・代表取締役社長が会長を務める「天童まちづくりネットワーク」が、温泉街にオオヤマザクラの幼木10本を植樹しました。この団体は温泉街の地域住民、旅館や商店の経営者で組織されたもので、温泉街の魅力アップや将来像づくりに取り組んでいます。現在は温泉街の再生プランとして街そのものを「森」にする構想を掲げて、「散策したくなる」地域づくりとしてサクラやベニカナメなどを植樹したり、クリーン作戦や花いっぱい運動などを展開しています。今回の植樹作業はその一環で、天童高原で育てられたオオヤマザクラを市から譲り受ける形でいただき、参加したメンバーら11名が10月28日に温泉街の沿道に植えました。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:天童温泉
- http://www.ikechang.com/news/news970.htm
- ■天童のニュース:ボランティア・各種団体
- http://www.ikechang.com/news/news160.htm
東北パイオニア体育館で、パイオニアレッドウィングスのファンの集いが開催されました。例年同様、今回も北は北海道から南は長崎まで、数多くのファンのみなさんが天童に駆けつけました。この日はレッド・ユニフォームの「おねえさんチーム」とブラック・ユニフォームの「いもうとさんチーム」に分かれて紅白戦がおこなわれたあと、みんなで「マツケン・サンバII」を踊ったり、キンボール(大きなボール)を使ったバレー大会、抽選会、そしてサイン会と立て続けにイベントがおこなわれました。
栗原選手は写真撮影に引っ張りだこでした |
ふわふわ浮かぶボールに選手も大苦戦でした |
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セットの合間に出演する、日本女子体育大学のチアリーディングも披露されました。OGチームという説明でしたので「BRONCOS」「ビクトリーズ」というチーム名だと思います。チアリーディングの演技に果敢に挑戦する選手もいらっしゃいました。
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来場者がこれまでに比べて爆発的に増えたようには思わなかったのですが、サイン会では延々と時間が過ぎ、結局3時間ほど続きました。ファンはもちろんですが、3時間もずっとサインしっぱなしな選手には「ホントにおつかれさまでした」と言いたい感じでした。
左から荒木麻里(あらき・まり)選手、吉原知子(よしはら・ともこ)選手、江口理代(えぐち・まさよ)選手。本当は紅白戦前後にも撮った写真がたくさんあったのですが、デジカメの不調により写真のデータが消滅…。スペアで持っていっていたカメラで撮影した分しか残りませんでした。非常に残念です。
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サイン会は、選手が背番号の順番で一列に並び、ファンが移動する形でおこなわれました。今回のイベントは、これまでと違って男性の数が多かったように思いました。これまでだと男性1割・女性9割という感じでしたが、今回は男性3割・女性7割ぐらいだったように思います。それだけファン層が広がったという点では嬉しいことなのですが、ただちょっと「怪しい」人も…。今後は、万が一に備えて警備体制にも力を入れておいたほうがいいかも、と気になりました。
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- (関連ページ)
- ■天童のニュース:パイオニアレッドウィングス
- http://www.ikechang.com/news/pioneer.html
- ■日本女子体育大学チアリーディング部
- http://www.jwcpe.ac.jp/campus/bukatu/cheer/
天童を代表する観光施設の1つ、ARSBEL天童オルゴール博物館で「身体で聴こう音楽会」が開催されました。これは10月28日から10月30日まで天童市内を会場におこなわれる「第35回全国ろうあ婦人集会」にあわせて企画されたイベントです。パイオニア株式会社が開発した体感音響システムを使ったイス25基を天童オルゴール博物館が借り受けて一般開放し、アンティーク・オルゴールから奏でられる「アヴェ・マリア」や「庭の千草」などの名曲を来館者から体全体で感じてもらいました。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:ARSBEL天童オルゴール博物館
- http://www.ikechang.com/news/orgel.html
- ■天童オルゴール博物館 ARSBEL
- http://www.ikechang.com/navi15.htm
天童市立第一中学校の津山地区PTAが、日没後に下校する子どもたちの安全を確保するために通学路の巡回・立会い活動を10月24日から始めました。11月末まで交代で通学路を見回る予定で、状況によって期間を延長する計画です。巡回を行うのは貫津沼(ぬくづぬま)沿いの市道で、周囲に民家もないため、以前は不審者の出没危険箇所として注意喚起されていました。最近では、街灯を増設したり、不要な樹木を伐採したりして、環境が改善しつつありました。
3年前から始めらたPTAによる冬季下校時の巡回活動は、タ方以降に都合のつく保護者30名が協力して行われています。午後5時30分頃からスタートしておよそ1時間、日替わりで通学路2ヶ所に車を止めてライトで道を照らしたり、子どもたちが通り過ぎる際に一声かけたりします。代表幹事の赤塚伸幸さんは「地域の協力で、地区内では過去2年間、、犯罪は起きでいない。危険を未然に防ぐためにも多くの防犯の目を光らせていきたい」と話しています。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:ボランティア・各種団体
- http://www.ikechang.com/news/news160.htm
山形市の山形県村山総合支庁で、「自主的な市町村の合併の推進に関する構想」に関する村山地域市町村長会議が開催されました。会議には14市町長のうち代理を含めた13名が出席し、山形県が先に提示した市町村合併の組合せについて議論しました。
<市町村長会議で出された主な意見や質問>
- 前回の失敗の轍(てつ)を踏むのではないかと懸念される。(前回とほぼ)同じ枠組み案だ。もっと柔軟に選択肢を広げた方が、自由に活発に住民らと議論できる。
- 今回の新特例法では知事の権限が強化されたが、県はリーダーシップをとって合併を推進するのか?
- 合併を考える場合、財政に余裕のある自治体と逼迫(ひっぱく)している自治体の組合せの重視するのか?
各首長から出された意見や質問に対し、山形県市町村合併推進審議会長の柴田洋雄(しばた・ひろお)山形大学理事と山形県市町村課の担当者は「県内では合併に対する熟度が高まっている。こうした情勢も踏まえ、県としての責務が重くなっており、合併への取り組みに力を入れていく。構想には強制力はなく、今後、皆さんから意見を聞き、いい組合せがあれば検討する」と説明しました。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:広域合併(山形県の動き)
- http://www.ikechang.com/news/news740.htm
- ■山形県、市町村合併の組合せ素案を公表 (05.10.13)
- http://www.ikechang.com/news/2005/ne0510j3.html#051013
天童市の山形電波工業高校の生徒有志が、天童市防犯協会高揃支部と長岡支部のメンバーらとともに、JR高揃駅周辺で合同クリーン作戦を実施しました。この取り組みには、山形電波工業高校の生徒会やJRC委員会の有志、市立第三中学校の非行防止ネットワーク、天童市青少年指導センター、天童地区少年補導員連絡協議会、JR天童駅、天童警察署などから総勢およそ50名が参加しました。参加者は、駅待合室の壁や近くのコンクリート土台の落書きを消すためにペンキを塗ったり、周辺のごみ拾いや駐輪場に停めてある自転車の防犯診断などを行いました。
JR高揃駅は、以前から「学生の駅」として使われている無人の駅で、近隣地域から山形市内の学校に通学している高校生や、ほかの地域から山形電波工業高校に通学する高校生などに利用されています。そんな中、切符回収用のポストが焦げたり、ホームに設置された乗務員用のミラーが割られるなどの被害が9月上旬に相次いでいて、天童警察署が捜査を続けています。また最近では、待合室の落書きがエスカレートしたり自転車盗難が多発するなど、環境悪化が著しい状態にありました。そこで、率先してこの状況を改善しようと、山形電波工業高校が関係団体と協力して、初めて合同クリーン作戦を行いました。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:ボランティア・各種団体
- http://www.ikechang.com/news/news160.htm
「第17回全国くちびる美人コンテスト」の審査会が天童温泉・滝の湯ホテルで開催されました。「くちびる美人コンテスト」は天童温泉の宿泊客を対象におこなわれているイベントで、天童温泉協同組合、お駒会(女将さんたちの団体)、天童市、天童商工会議所、天童市観光物産協会、スポーツ・マスコミ関係者など合計31名が審査にあたりました。6月1日から9月30日まで応募された合計2413点のなかから一次審査を通過した1646点について厳密に審査した結果、青森県平賀町の石沢綾子さん(32歳)が第17代のベストリップ賞に輝きました。また、今年は「ムシキング」ブームにあやかってか、子どもを対象にした「天童温泉にしか生息しない珍ちゅー(虫)」コンテストも開催され、126点の応募がありました。
- ベストリップ賞
- 石沢綾子さん(青森県平賀町)
- セクシーリップ賞
- 高坂美紀さん(山形県朝日町)
- ダンディーリップ賞
- 小川博之さん(千葉県)
- チャイルドリップ賞
- 大野珠季さん(埼玉県)
- カップルリップ賞
- 安達章さん、安達真理さん(山形県東根市)
- 珍ちゅーキング
- 高藤未琴さん(天童市立天童中部小学校)
- 珍ちゅークイーン
- 松田沙己さん(天童市立天童中部小学校)
- 珍ちゅープリンセス
- 大沼幸平さん(岐阜県)
- (関連ページ)
- ■くちびる美人コンテスト(天童市のイベント)
- http://www.ikechang.com/event/lip.htm
- ■天童のニュース:天童温泉
- http://www.ikechang.com/news/news970.htm