写真提供:天童市観光物産協会 |
今年1年間、天童市の観光PRをお手伝いをしていただく「将棋の女王」(こまのじょおう)に、軽部仁美さん(23歳)と高橋亜里紗さん(21歳)のおふたりが選ばれました。コンテストは武田貞夫(たけだ・さだお)天童市助役を委員長に行われ、2次審査に進んだ10名の方々に対してグループ面接をおこない、質問に対する受け答えや笑顔などを基準に審査されました。おふたりのお披露目は、4月22日の「人間将棋」1日目で行われます。
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<「第27代将棋の女王(こまのじょおう)」>
おなまえ |
年齢 |
職業 |
コメント |
写真右:軽部仁美(かるべ・ひとみ)さん |
23歳 |
市職員 |
自然の豊かさや人の温かさなど、天童ならではの良さを全国にPRしたい |
写真左:高橋亜里紗(たかはし・ありさ)さん |
21歳 |
家事手伝い |
温泉やおいしい食べ物、四季折々の魅力を多くの人に伝えていきたい |
コンテストは、以下のように今回から審査方法が若干改善されました。これまでは、参加賞目当てに応募してくる方々が見受けられたり、若くてしゃべりも上手だけれども結婚しているために応募できない、という事がありました。この変更によってそういう問題が解決され、これまでよりもより良いコンテストになったのではないかと思います。
<第27回将棋の女王コンテストの変更点>
- 「ミス」(独身)という条件がなくなり、年齢の点に限れば、18歳以上であればどなたでも参加できるようになりました。
- 1次審査(書類審査)と2次審査(面接)の2段階選抜方式に変わり、1人あたりの審査にこれまでよりもより長い時間をかけられるようになりました。
しかし、ふたを開けてみれば、これまで同様おふたりとも独身の方々でした。せっかくルールが変わったのに、その点がアピールされない結果になったのは少し残念なようにも思います。おそらく、独身以外の方々から応募そのものがなかったのでしょうし、小さい子どもがいると、なかなか自由な時間が作れないというのが実情でしょう。となると、どうして今回、独身という条件がなくなったのか…。個人的には非常に気になるところです。
- (関連ページ)
- ■人間将棋
- http://www.ikechang.com/chess/
- ■天童のニュース:観光キャンペーン
- http://www.ikechang.com/news/news930.htm
山形県の取りまとめによると、2005年度の山形−東京便の乗客数は53,763人で、搭乗率は復活してから過去最低となる55.3%となりました。最も搭乗率が高かったのは8月の68.2%でしたが、採算ラインといわれる70%を超えた月はまったくありませんでした。特に、豪雪に見舞われた1月・2月は搭乗率が50%に達せず、復活以降で最も深刻な状態となっています。
路線 |
搭乗率 |
2004年度との比較 |
東京(羽田)→山形 |
62.0% |
5.6ポイント減 |
山形→東京(羽田) |
48.5% |
7.4ポイント減 |
山形−東京便を含めた山形空港の活性化策については、4月下旬に行われる予定の山形空港利用拡大推進協議会総会で決定されます。4月から山形−東京便のダイヤが改正され、東京発の時刻が午後0時40分、山形発の時刻が午後2時30分と、これまでよりも2時間以上繰り下げられました。そのため、山形県ではビジネス需要の開拓は難しいと判断し、観光客向けの支援策に特化する方針を決めています。
具体的には、旅行会社に対する助成を手厚くすることが検討されています。昨年度7月から9月までの期間限定で、100人以上の東京便利用ツアーを販売した旅行会社に対して、1人あたり500円の助成が行われました。今年はこれをさらに増額し、期間限定をやめて通年で助成する事が検討されています。一方、1人あたり2000円で行われていた個人利用者に対しての助成は、思うような効果が上がっていないということと、公金に近い現金を個人に贈ることに対して異論が沸き起こっている事に配慮し、実施しないことが決まっています。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:山形−東京便
- http://www.ikechang.com/news/news2.htm
春の交通安全県民運動が4月6日から4月15日まで実施されることに合わせて、天童市交通安全推進協議会が「交通安全人波広報作戦」に取り組みました。この「作戦」は国道13号の山形市に向かう南新車線に、1文字ずつ書かれたプラカードやのぼり旗を1人1人が手にしながらおよそ2キロメートルの長い列を作り、早朝から交通安全を呼びかけるものです。この日は時折り吹雪になるあいにくの天候となってしまいましたが、天童地区の交通安全協会や安全運転管理者協議会、交通安全母の会、警親会の方々などおよそ70名が参加し、車で通勤する運転者に交通安全を呼びかけました。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:ボランティア・各種団体
- http://www.ikechang.com/news/news160.htm
JR東日本が開発を進めている新幹線高速試験電車「ファステック360Z」(ふぁすてっく・さんろくまる・ぜっと)が、宮城県利府町の新幹線総合車両センターで報道陣に公開されました。これはJR東日本が2002年4月から行っている「新幹線高速化推進プロジェクト」で、山形新幹線・秋田新幹線の次世代車両として開発が進められているものです。昨年からは東北新幹線(フル規格)用の「ファステック360S」(ふぁすてっく・さんろくまる・えす)が試験走行を行っていて、営業速度時速397キロメートルを記録しています。
今回お披露目された「ファステック360Z」は在来線を走行するため、フル規格の「ファステック360S」に比べて車幅が50センチメートル、全長がおよそ4メートル短くなっています。外観などそれ以外の部分は共通で、ロングノーズにヒスイ色と白色のツートーンカラーに彩られた近未来型のデザインに仕上がっています。
さらに、この車両にはこれまでにない特徴「ネコの耳」があります。高速走行している新幹線は、ブレーキをかけてから停車するまでおよそ1キロメートルほど走ってしまいます。そのため、新潟県中越地震では上越新幹線「とき」が脱線する事故が起きてしまいました。このような緊急事態にすばやく停車するため、非常ブレーキをかけるとネコの耳のような黄色い板を出して空気抵抗を増し、これまでよりも短い距離で停車できるようになるようです。JR東日本では今後2年間ぐらいをめどに試験走行を行い、その後の実用化では時速360キロメートルで営業運転される予定です。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:山形新幹線(新型車両導入)
- http://www.ikechang.com/news/news340.htm