市税の収納率アップを図るため、天童市は関係部課長を委員とする市税等収納対策委員会を設置しました。この委員会は総務部長を委員長とし、総務部、市民部、建設部の部課長で構成されています。そして、8月と12月を強化月間とし、夜間や休日に納付相談窓口を設置するほか特別徴収チームによる滞納者訪問を行ないます。
天童市によると、2005年度末における天童市の収入未済額(滞納税額)は一般市税が7億5533万円、国民健康保険税が5億5303万円となっています。収納率は87.57%で、2004年度を除いてこの10年間でだんだん下がっているそうです。「三位一体の改革」で自主財源の確保が急務となっていることから、対策委員会の設置が行なわれたそうです。
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天童市国際交流協会が今年度創設した「マロスティカ親善大使」派遣制度に、天童市東芳賀の会社員・中野るり子さんが任命されました。中野さんは数年前から国際交流協会が主催しているイタリア語サークルに通い、現在では講師として活躍されています。また、ワールドカップサッカーのイタリア代表のサポートボランティアや山形市で行なわれる山形国際ドキュメンタリー映画祭でのイタリア人監督の同行ボランティア、4月に天童市に訪問したマロスティカ市訪問団の通訳なども務めました。
派遣制度はマロスティカ市で人間チェスが開催される西暦の偶数年に行ない、1個人もしくは1団体に対して10万円を助成します。親善大使は、マロスティカ市から天童市内のスポーツ功労者に毎年贈られている「銀の騎士賞」のトロフィーを受け取ったり、天童市からの親書を届けたり、市内に1泊以上滞在し市民交流を通じて天童市をPRするなどの仕事を任されます。中野さんは9月上旬に成田空港からイタリアへ渡り、およそ2週間ホームステイしながら人間チェスを観戦し、市民との交流を深める予定になっています。
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